グラジオラスは恋の花(後編)
ヒマワリとグラジオラスの畑。
庭のグラジオラスらしい剣のような鋭い大きな葉っぱはまだ開花しない。
(その代わり、アガパンサスなどに加え、ユリが二輪、咲いているけれど。)
→ ピンク色のグラジオラス。
グラジオラス(Gladiolus)は、アヤメ科の花で、「Gladiolus は、ラテン語の「gladium(剣、小刀)」が語源。葉がとがった剣形をしているから」とか。
そういえば、映画『グラディエーター』は、「Gladiator」と綴るが、意味は、剣闘士。
語源の上で、つながりがある(のだろうか)?
「東洋にある菖蒲、というところから」、別名 「唐菖蒲(とうしょうぶ)」とも。
花言葉は「用心深い、楽しい思い出、 たゆまぬ努力」 だとか。
花言葉は、「勝利・密会・用心」と説明するサイトもある。
「グラジオラスの花物語&花言葉(写真付き)」さんサイトによると、グラジオラスには、「「戦いの準備が出来た」との意味もあ」り、「危険ないわれの花ですが古代では、恋人達の暗号になってい」て、「グラジオラスを花束や籠に入れ花の数で恋人にデートの時間を知らせた」とか。
← ゴーヤも、実が六つ、生っていた。そのうちの一個、今日、取り込もうとしたら、黄色に変色していた。収穫が一日、遅かったみたい。
ということで、このサイトによると、花言葉として、「情熱的な恋・忍び逢い・用心 忘却 勝利」がある、ということである。
小生も、グラジオラスの野の勢いに乗って、新たな恋をしたいものである。
「原産地は、アフリカ・地中海沿岸など」で、「日本では明治時代に輸入され、栽培が開始された」という。
季語は夏。
不思議というか、皮肉に思えるのは、畑には、鳳仙花や百日紅などの種を蒔いたのに、ほとんど育たなかったのに比べ、ムラサキツユクサもドクダミも、アガパンサスもヒマワリも、そしてこのグラジオラスも、小生が種(球根)から育てたものじゃない、そういった植物(花)が元気がいいという現実である。
ヒマワリは、なるほど、小生としても丹精込めて育ててはいるが、これらのヒマワリたちは、(庭に放置した、伐採したヒマワリの種から(勝手に)育ってきたので、せっかくなので、成長を見守り、あるいはつっかえ棒を添えたりして、手助け程度のことをしたにすぎない。
ドクダミの野からのヒマワリの芽吹きには、心底、驚いた。
→ ゴーヤの成長力、繁殖力にも驚かされる。が、小生は、種からゴーヤを育てたことがないので、いつかは、挑戦してみたい。
こういった植物は、生命力(繁殖力)が旺盛だということなのか。
グラジオラスにしても、球根を植えた記憶はない。
父母が育てていたのか?
とはいっても、小生が庭や畑の世話をするようになって、僅か3年。
その間に姿を消していった植物(花)の種類の多いこと。
少しでも、父母が世話していた往時の賑やかな庭の姿に近づけたいものである。
グラジオラス恋の剣と天を突く (や)
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