セミ時雨の夏はいつ?(後編)
蝶々も昨年、見かけたのと同じ模様の、つまりは同じ種類のが、庭のアガパンサスや梅の木の枝葉などの周りをヒラヒラ舞っている。
← 裏の他家の畑に面する畑の隅っこに、純白の花が咲き始めている。立派な葉っぱが折り重なるように育っていたが、数日前、真っ白な花が縦に3輪、一つの葉っぱ(茎)についている。今朝、他の葉群にも白い花が咲いていた。
気のせいか、見かける数が少なくなったと感じるのは、鳥類や猫の数である。
暑すぎて、地上にしろ、空にしろ、徘徊するのが億劫だから、なのだろうか。
日中の間は、どこかの林の鬱蒼と生い茂る枝葉の陰に潜んで体力を温存し、朝方とか日光の力の弱くなった時間帯に水辺に姿を現すのだろう…か。
カラスさえ、見かける数が少ないと感じるのは、気のせいなのか。
→ 我が家の庭は、今、アガパンサスの最盛期。地味な印象の花で、通りからちょっと覗けば見えるはずだが、気づく人は皆無のようだ。
小生の注意不足なのか、我が家の庭ではセミの鳴き声を聞いていないような気がする。
人の気配に怯え、警戒している?
それとも、ホントに今のところ、我が家の庭には(今のところ)セミは生息してない?
セミの鳴き声。
今は、その鳴き声を探し求めている状態だが、これが、近隣で当たり前に鳴き散らされる状態になると、今度は、その鳴き声が鬱陶しいと感じられるに違いないのだから、勝手なものである。
一部では、今夏のセミの鳴き声の始まりが遅れているのは、福島原発の事故の影響ではないか、などと囁かれたりしているとか。
← 一昨日、庭で草むしりをしていたら、見慣れない…というより、小生は初めて見かける植物があった。可憐。…せっかくの花なのに、今日、草むしりしていて、勢いで、つい、毟ってしまった。あーあ。
これは、小生の推測、憶測に過ぎないのだが、今年は、梅雨明けがやたらと早かった、つまりは夏の到来が早まってしまって、セミの登場には時間差が発生したからなのではないか。
もうまもなくしたら、訳の分からない不安の声など掻き消すほどの、セミの鳴き声が洪水のごとく、怒涛のごとく、聞こえてくるに違いないのではなかろうか。
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コメント
ピンクの花はネジバナです。ネジリバナともネジレバナともいいます。もちろん見たままの名前です。検索して見られれな「おくのほそ道」などの古典に登場する古い名前も出ていますが、ネジバナとそのモジズリという植物が同じかどうか私には疑問です。
このねじれ方を研究した人がいるようですが、右巻と左巻は同数だそうです。
投稿: かぐら川 | 2011/07/20 07:05
かぐら川さん
我が家の庭なのに、小生には正体不明の植物がたくさん、あります。
このネジバナ(ネジリバナともネジレバナとも)も、そうです。
かぐら川さんのブログを拝見していて、似た植物だ、これに違いないと、見つけて嬉しく思いました。
この植物を巡っても、いろいろ調べるべきことがあるようですね。
投稿: やいっち | 2011/07/20 21:36
先週末、あるいは今週始め、今年はセミの鳴き声がなかなか聞くことが出来ない、といったコラム的話題が新聞などで取り上げられていた。
あるいはラジオでも。
その理由も説明されていた。
そのセミ、今日などは、富山でも、まさにセミ時雨のような、喧しいものになっていた。
ようやく、セミの夏、盛夏、あるいは、セミ的には晩夏ということなのか。
投稿: やいっち | 2011/07/28 20:36