放射能も吸収するヒマワリの生命力(前編)
なので、一昨年も、蒔いたわけである。
しかし、昨年は、家に不幸があり、家事に追われて、庭も畑も放置状態になってしまっていた。
ヒマワリどころの内情ではなかった。
← 車道沿いの花壇に植えたヒマワリ3本のうちの1本が、ついに開花。残りの2本も、開花の兆しがはっきりと見える。
一昨年の末に、畑や庭から引っこ抜いた、ヒマワリのど太い幹(茎)を捨てるのも侭ならず、畑(や庭)の隅っこに畑などから毟った雑草などと共に、小山にして放置しておいた。
その雑草の山の中で、ヒマワリの種は密かに(?)育っていたようで、今年の春先になって、用水路の先のドクダミの野や畑の隅っこに、雑草とは思えない、もしやと思える芽が育ってくれたのだった。
録に植物のことなど知らない小生だが、さすがに雑草ではないようだと、近所の方に尋ねたら、その姿かたちはヒマワリではないか、と仄めかされ、畑の隅っこに群生した、ヒマワリと思しき苗(芽)をそのまま育つに任せ、さらにその中から3本だけ、芽を大切に根っこごと抜いて、南側の車道に面する細長い花壇に植えてみた。
梅雨間近の頃には、誰が見ても(小生が見ても)ヒマワリらしく堂々と育ってきて、七月に入ると、小生の身長をも超えるほどに育ってくれた。
近所の畑や庭にも、ヒマワリの群生が散見される。
それらのヒマワリは、逸早く開花している。
→ ヒマワリたちを、用水路側から、我が家の作業小屋や母屋などを背後に撮影してみた。
なのに、我が家のヒマワリは梅雨が明けても、まだ開花の兆しが見えず、小生をヤキモキさせていた。
それが、先週末、ついに、畑のヒマワリの群生の中の一本が開花した。
そのほんの数日後たる今日は、群生するヒマワリたちが一斉に開花してくれた。
やっと近隣のヒマワリたちに名実共に追いついたわけである。
一時は、我が家のヒマワリは、花の咲かない種類なのか、キウイのように雄と雌が合体しないと開花しないのか、などと悲観したり、悶々としたりしたものだったが、全て杞憂に終わったわけである。
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