縄文遺跡の紅白な話(後編)
「小竹貝塚」は、呉羽町北にある。
JR呉羽駅から歩いても行ける場所だ。
呉羽駅近辺なら、仕事で何度か通っている。
そんな間近に(呉羽山へは、我が家から自転車でも向かえる)驚くべき遺跡があったとは。
← ドクダミの野に突如、出現したコスモスの列。紅白の花が咲き始めた。狂い咲きなのか。
ちなみに、この小竹貝塚から「東へ800メートル行った場所に同じ放生津潟にあった蜆ヶ森貝塚、更に東へ進むと北代縄文遺跡があり、更に東へ進むと富山県内において第2位の規模を持つ百塚古墳群がある」。
縄文遺跡銀座のような土地柄なのである(「常なる忠誠 小竹貝塚」を参照のこと)。
→ 畑に一株だけ育った鳳仙花。今日、畑の草むしりに行って、花の咲いていることに気づいた。濃い桃色。今まで、雑草に覆われていて、花が見えなかったのだ。
ガキの頃、遠足で何処かの貝塚を見学したことがある。
縄文時代の遺跡ということで、洞窟を見せられたこともある。
臆病で洞窟の奥をしっかり覗けなかった、そんな情けない思い出もあったりして。
しかし、貝塚に限らず、考古の遺跡には興味津々である。
← 反対側を覗いたら、淡い桃色や白い花も。
東京在住は、30年にわたった。
その最後の18年は、大田区中央に居住していた。
最寄の駅は、JR大森駅である。
「大森貝塚」の近く!
小生が大森界隈に住まいを探したのは、貝塚の存在があったから…というのは、ちょっと強引な屁理屈だが、大森駅の前を走る道路をオートバイで、スクーターで、バスで、そして無論、JRも利用したが、大森貝塚の遺跡の前を通るたび、思いは果てしなく飛んでいったものだ。
→ 庭の奥にひっそりと息づいている萩。小雨の降る中、覗いてみたら、小花が咲き始めていた。秋でもないのに…。
それにしても、何ゆえ、貝塚なのか。
「日本列島は、酸性土壌であるため骨などの有機物が残り難い。しかし、貝塚は大量の貝殻に由来するカルシウムが豊富なために土壌をアルカリ性に保ち、鳥獣や魚などの骨格(動物遺体)がよく保存されているので、当時の生産や海辺の生活を知る動物考古学の観点から貴重な遺跡となっている」のだ(「貝塚 - 貝塚の概要 - Weblio辞書」)。
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