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2011/07/13

セミ時雨の夏はいつ?(前編)

 今年、最初にその声を聞いたのは、六月の終わり頃、それとも七月の初め頃だったろうか。
 車を郊外へ向けて走らせていたら、ふと、おやと思わせる音。
 もしや、セミ?
 もう、鳴いてる?

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← ゴーヤやマンデビラと共に緑のカーテン作りの一環として植えた朝顔が、数日前、とうとう開花。やったー、である。午後には萎んだけど。
 
 そのときは、仕事中ということもあり、セミの鳴き声を聞いたとは断言できずにいた。
 でも、数日後、誰かとのお喋りの中で、セミが鳴いてるねって、言われ、思わず、そうだね、なんて安直に頷いてしまった。

 人に話題にされて、ああ、やっぱり、あの時、聞いたのは、セミの鳴き声だったんだと改めて、今更ながらに納得したわけである。

 セミの鳴き声が喧しくなるのは、なんといっても、盛夏であり、それ以上に、晩夏だろう。
 夏の終わりを惜しむように、それとも、短い地上での命の時を惜しむかのように、セミたちが煩いほどに鳴きつのる。

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→ マンデビラも今が開花の最盛期のようで、日ごとに新しく開花しては散るを繰り返している。凛とした佇まいの花がすばらしい。

 小生などが子供の頃は、近所の周辺でも、家の庭も緑が多かったし、藪(やぶ)のような場所もあって、セミの住処、隠れ家が多かったのだろう。
 夏の到来と共に、近隣の何処からでもセミの鳴き声が聞こえてくる。
 そんな音の風景は当たり前の光景だった。

 今だって、我が家の近隣には、お屋敷めいた家があり、家の周りを立派な、今となっては立派過ぎる塀が取り囲んでいて、その家の敷地の中は、(想像するに)森とまではいかなくとも、林の状態なのは間違いない。
 だから、その家は、セミ(だけじゃないだろうけど)の絶好の住処であり、生息の場であり、きっとその家に暮らしていたら、窓など開けようものなら、セミの鳴き声が洪水のように、家に、耳に流れ込んでくるのだろう。

 あるいは、玄関の戸を開けるたびに、鳴き声の洪水に見舞われているに違いない。

 我が家の周辺にも、マンションのようなアパートが出来たり、家が改築されて瀟洒な佇まいを誇り、庭もコンクリート舗装されて、緑の余地が少なくなっている。

 年々、市街地に限っては、生き物たちには生き辛い環境になってきているわけである。

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← 車道沿いの花壇に移植したヒマワリは、まだ生長するばかり。一方、畑のヒマワリたちは、数日前、1輪、開花し始め、今朝、見たら一気に6輪の花が咲いていた。一ヶ月は大輪の花を楽しませてくれるに違いない。


 そうはいっても、生き物たちは、(昔と比べると)狭くなった棲息条件などものともせず、命の火を織り成している。
 我が家の庭に限っても、トカゲの巣のようになっているし、過日は、数年ぶり(十数年ぶり)にヘビさえ見かけた。
 くもの巣は家の内外に作られている。

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