« ドクダミの野にコスモスが(後編) | トップページ | 憂鬱な梅雨そして夏の始まり(後編) »

2011/06/30

憂鬱な梅雨そして夏の始まり(前編)

 朝の九時過ぎから、庭などの見回り。
 前日は、終日の仕事で、帰宅したのは、今朝(?)の四時過ぎ。
 五時ごろには寝入ったとして、三時間ほど寝たところで、起きてしまった。

2011_0630071003tonai0032

→ 涼を求めて…というわけではないが、昨日の営業中、噴水が見える公園の脇で休憩。見ているだけで癒される…といいのだが。

 ぐっすり眠れないのは、小生の十歳以来の通弊である。
 もはや、睡眠障害は小生の業病といってもいいだろう。
 一旦、目覚めたら、すぐには眠れそうにないし、起き上がって、庭を見て回ろうとしたのである。

 南側の道路沿いの細い花壇に出来つつある、ゴーヤなどの緑のカーテン。
 一昨日、一昨年、使っていたネットを再利用して、いよいよネットを張った。
 今朝は、そのネットの張りの調整をした。

 ネット(網)の上辺が、出窓の下側までしか届いていなかったので、ネットの上辺の紐を出窓の庇の裏に突き刺さっている釘に引っ掛けたのである。
 ネットを目一杯に張って、これで、ゴーヤなどが出窓の庇まで育っても、大丈夫。

2011_0630071003tonai0035

← ゴーヤと共に苗で植えた朝顔がとうとう今朝、開花していた。

 尤も、一昨年の経験だと、ゴーヤのツタや葉は、出窓の庇などはあったり超えて育ち、普通の家なら二階ほどの高さもある、屋根裏までツルが這い伝って登っていくはずである。
 壁面の古い、塗装の剥がれ始めたトタンの表面のひび割れに手を引っ掛けるようにして、ドンドン高みへと登っていくのだ。

 まあ、そこまでは小生としても、面倒は見切れない。
 勝手に伸びろ、である。

 3輪のマンデビラも、そのうちの2輪は開花し始めていて、ツルもつっかえ棒の上辺まで上り詰めている。
 朝顔は、一株だけ、ツタを順調に伸びさせていて、ツタをネットに這わせてやった。

 ヒマワリも、もしかしたら小生の背丈より高く伸びている。
 あとは、七月か八月の開花の日を待つだけである。
 勝手に生えてきたヒマワリが、ここまで元気とは、想像を超える生命力だ。

2011_0630071003tonai0040

→ ゴーヤには敵わないが、朝顔のツルも順調に伸びていて、ツルをネットに這わせてやった。もっと、のびろー!

 裏の畑を見て回る。
 あーあ、である。
 三月末、そして五月下旬だったかに、畑の雑草を一掃したはずなのに、もう、雑草が生い茂ってしまっていて、事情を知らない人が眺めたら、今年になって、一度も雑草退治をしたことがないと誤解するかもしれない。

 悔しい。
 あれだけ、在宅の日は必ずのように(雨の日以外は)、草むしりに没頭したのに。
 小生、畑もだが庭も、雑草に負けそうである。

 雑草など植物の生命力に圧倒されている。
 小生などは、それなりに気力を保とうとしているのだけれど、それでも、体力は右肩下がりで低下の一途を辿るのだろう。

 対して、植物たち、あるいは庭や畑の動物たち生き物たちは、年毎に新しい。
 新鮮な息吹が芽生え、育ち、繁殖し、根を張り巡らし、茎を伸ばし、幹を太らせ、葉を張り、……。

2011_0630071003tonai0036

← ゴーヤの今朝のようす。お馴染み、黄色い小花が幾つも咲き始めている。
 
 ため息混じりに畑などの草むしりをやっていたら(といっても、一昨日、頑張りすぎた感があるので、今日は仕事の谷間の日でもあり、軽めの作業に済ませるつもりでいたのだ…それが気がついたら、ムキになってしまっていた)、そこへ客人が。
 過日、留守にお邪魔させてもらっていた(その家の奥さんが出迎えてくれた)、主人が遠方よりわざわざ来訪してくださったのである。

 小生が裏の畑などで悪戦苦闘している間にいらっしゃり、声をかけても返事がなかったので、近所や家の周りを歩いて回ったとか。
 小生の手は泥んこで汚れきっている。
 汗ビッショリ。
 そんな汚らしい格好で出迎えることになった。
 しかも、庭先で!
 

|

« ドクダミの野にコスモスが(後編) | トップページ | 憂鬱な梅雨そして夏の始まり(後編) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

タクシーエッセイ」カテゴリの記事

駄洒落・戯文・駄文」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 憂鬱な梅雨そして夏の始まり(前編):

« ドクダミの野にコスモスが(後編) | トップページ | 憂鬱な梅雨そして夏の始まり(後編) »