トカゲは我が庭の守り神(前編)
過日より、折々、ニホントカゲのことを話題の遡上に載せている。
小生、ヘビもだが、(ニホン)トカゲなど、爬虫類の類は、あまり好きじゃない。
ただ、我が家の庭に出没するとなると、それはそれで別の感情も湧いてくる。
← 四月末、我が家の庭で初めて見かけたトカゲ。
悲しいかな、小生が子供のころ、我が家の庭や軒先、軒下などでトカゲを見かけたのかどうか、ほとんど…いや、全く、記憶にない。
ヘビについては、幾つか思い出というか、今もややトラウマになっているようなエピソードがあったりするのだが。
高校を卒業して小生は郷里を離れた。
冬休みや夏休みなどに帰省はしていたけれど、我が家の庭などを遊びまわったりしたのは、せいぜい中学生のある時期までくらいのものだろう。
その頃は、少なくとも小学生のある時期までは、ヘビもだが、トカゲもいたはずなのだが、あまり見た印象は残っていないのである。
トカゲにもいろいろあるが、その中で、ニホントカゲというのは、「全国に見られる最もポピュラーなトカゲ」なのだそうである。
「幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞が入る。尾は青い。オスの成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入る。繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びる」というから、小生が庭先などで見かけるのは、多くは(あるいは、ほぼ全て)オスの成体のようである。
メスと思われる成体は(多分)見かけていない。
多分、幼体のトカゲも、どこかにメスに匿われていて、小生の視野には入っていないものと思われる。
ところで、「この幼体の鮮やかで目立つ尻尾は、外敵から攻撃を尾にそらす効果があり、自切して逃げられる可能性が高くなる」とか。
トカゲの尻尾切り、というのは本当なのだろうか。
テレビか何かでその場面を見たことがあるような気がするが、実際に庭で観察したことはない。
トカゲを見かけ始めたのは、四月末のとある日和のいい日のことだった。
庭で草むしりと散策を兼ねて歩いていたら、何やら小さな影が過(よ)ぎった。
咄嗟のことだったが、その影の行方を追ったら、それがトカゲだったというわけである。
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