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2011/06/06

紫に赤と白の庭に(後編)

 三月の終わりから四月、五月の連休の頃までは、畑の草むしりに没頭していたが、このところ、ずっと主に庭などの草むしりに勤しんできた。
 畑は1アールもない狭いもの。

 それに比べ、庭は多分、合計したら百坪以上はある。

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← バラの花がようやく半開きの状態に。よその家は、とっくに満開になっているのに比べ、我が家の花々の開花は遅いし勢いがない。それでも、ムラサキツユクサやかつてのジャーマンアイリス、アヤメなどの紫の庭だったのが、ツツジの白やピンク、赤に加え、バラの深紅が加わって、ようやく華やかな雰囲気が漂ってきた。

 それも、一面の庭というものじゃなく、表の庭(コンクリート舗装された車道で分離されている)、内庭、裏の庭、裏の庭に続く回廊の庭、裏の小道沿いの細い庭、南側の車道に面する細長い庭というより花壇と、細々と入り組んでいる。
 人が歩くだけの、草木の全くない(あっては困る)庭については、除草剤を撒く。


 三月末だったか四月に撒いた除草剤の効果は覿面のようで、今のところ道としての庭にはほとんど雑草は生えていない。
 しかし、端っこのほうには、謎の草などが蔓延り始めているので、そろそろ除草剤の第二弾が必要かもしれない。

 今年は、草木の育つ、並ぶ縁石で通路としての庭とは一段、高くなっている庭には、一切、除草剤は撒かなかった。
 昨年は、樹木や花などの育つところからは一メートルは離して、除草剤を撒いたつもりだったが、やはり、土に除草剤が溶け込んでしまったようで、雌雄のキウイが死滅してしまったりした。
 そんな愚だけは避けたかったのだ。

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→ 一昨日の雨に濡れるツツジの花。咲いてくれる花の数は少ないけれど、それだけに愛おしい。お陰で、紫色一色だった我が家の庭に、紅白の花が混じって、ちょっと華やかな庭になってくれている。

 今日は、一回忌も来月に控えているので、お墓の周りに除草剤を散布してきた。
 今年の春先に、一回、草むしりしてあるので、我が家の墓の周辺の雑草は、他の家の墓の周辺のとは、明らかに育ち方が違う。

 雑草を春に刈り取った(毟り取った)跡が歴然と残っているのだ。
 それでも、他家に比べるとまし、というだけで、雑草がもうひざの高さより高く育ってしまっている。

 来週くらいには草むしりするとして、その前に除草剤を撒いておくことで、草むしりの作業を容易くなるよう、事前の準備をしたわけである(除草剤を撒いておくと、頑固に蔓延る深い根っ子の雑草も、容易く引っこ抜けるのである)。


[旧稿だが、「『ドイツ・ロマン主義の風景素描』を巡って」をブログにアップした。]

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