我が家の庭は紫なり(前編)
今日、気がついたのだが、このムラサキツユクサ、夕方には萎(しぼ)む!
朝顔が朝には咲いて、昼過ぎには萎むのは、知識でも観察でも知っていたけど、ムラサキツユクサは、夕方になると花を閉じてしまう。
← 我が家の庭にムラサキツユクサ(紫露草)がジャーマンアイリスなどと共に、咲き始めたと過日も書いている。その際、うっかり、今がこの紫露草の盛り、なんて書いているけど、違った。
別に萎(しお)れたんじゃなく、萎(しぼ)んだだけで、翌日の朝にはまた花を開かせ、その姿態で一日、我が目を和ませててくれるはず。
ジャーマンアイリスもムラサキツユクサも、手が掛からないのが嬉しい。
生命力の強い植物だから、我が家の庭でも立派に咲いてくれる…。
→ 今日(20日)の朝、東の庭に向いた小窓を空けてびっくり。目の前の庭にジャーマンアイリスと一緒に、ムラサキツユクサが一斉に開花している。杜若(か花菖蒲)にちょっと似ているジャーマンアイリスも見事というか、豪奢だが、露草も咲き揃うと、庭が紫と青に染まっているような錯覚さえ、覚える。しかも、庭や裏の畑などのあちこちに群生していて、まだ蕾の状態ものがかなりある。ということは、まだまだ咲くってこと。
タクシーという仕事柄、というより、業界の構造的な不況と、小生自身の無能もあって、長時間労働の割りに実入りが少ない。
読書の時間も、自宅では限られたもの。悲しいかな、営業中の車中での待機の際に、読書が進む。自宅で読む量と同じほど。
ああ!
← ジャーマンアイリスも、一昨日は花開いたのは一つだけだったのが、今日は二つに。裏の畑には、まだ蕾のものもあるから、まだまだ咲いてくれるはず。「ムラサキツユクサ」は、ここ、「ジャーマンアイリス」は、ここ。
チャールズ・ニコル著の『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 飛翔する精神の軌跡』(越川倫明ほか訳、白水社)を三週間弱を費やして読んだ。稀代の天才だけど、人間ダ・ヴィンチに焦点を当てた伝記で、じっくり付き合った感があった。
→ 一昨日の状態は、蕾だったのだ。これが一日置いた今日になって、上掲の画像のように、一気に花咲いたのだ。花びらは風に吹かれて、和服の裾や袖が揺れているよう。清楚な艶やさを感じさせる。
700頁ある大著だし、口絵や図版が豊富で、自宅でじっくりゆっくり読み進んだ。
間違っても、車中向けじゃない!
← チャールズ・ニコル著『レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 飛翔する精神の軌跡』(越川倫明ほか訳、白水社) 「偉大な芸術家の謎を解き明かす本格的評伝」! 人間ダ・ヴィンチに迫ろうとする。
何箇所かの誤植(校正ミス)が惜しい…。
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コメント
庭があるだけいいですよ
投稿: | 2011/05/21 00:46
何処のどなたか、分かりませんが、庭があるし、お金はないけど、借金はあまりない、これだけでも、ありがたいことですね。
贅沢、言ったら、きりがない。
投稿: やいっち | 2011/05/21 21:23