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2011/05/05

富山ライトレール開業5周年!

 富山ライトレール株式会社は、開業五周年を迎え、その記念の式典も先月、行われた:
中日新聞ライトレール5周年 記念車両お目見え富山
富山ライトレール - Wikipedia

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← 5月4日、富山駅北口にて撮影。4月27日に5周年記念式典がこの場で行われた。

 4月28日、富山駅の北口で待機していたら、真夜中近くになって、ライトレールのポートラムの駅の近くに、何やら作業員風の男たち二人がやってきた。
 二人は、何かアルミか何かの骨組み3個を運んでくる。

 3つの骨組みをカタカナの「コ」の字の形に組み合わせ、ホームの前に立てかける。
 駅に何かの看板を取り付けるのかなと見守っていたら…。

 残念ながら、その夜は、工事を最後まで見守ることもなく、駅を離れてしまった。

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→ 同日、同場所で撮影。奥のほうには、富山市の名物である「越中八尾 おわら風の盆」や、訳のわからない理由で中止が決定されてしまった「全日本チンドンコンクール」が描きこまれている。

 一日置いて4月の28日、富山駅の北口に来てみたら、その構造体に「富山ライトレール開業5周年」と表記されているではないか!

 そうか、あの富山駅の北口から岩瀬浜へと繋がるポートラムが4月29日、5周年という記念すべき日を迎えたのだ。
 4月27日、開業五周年記念式典が行われたのだ。

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← 2年前、富山市内某所にてポートラムを撮る。撮影:2009/06/25 「夕焼けにカマキリ想い公園へ」参照。


 地元の人間でありながら(ポートラムの最寄の駅が家の近所にありながら)、この祝すべき日のことは迂闊にも全く知らなかった。
(「ポートラム」とは、富山ライトレールの駅の北側方面の路線を走る電車の愛称である。後を追って開業された、富山駅の南側の路線(環状線)を走る電車は、「セントラム」という愛称が付けられた。尚、「ライトレール」という名称は、やや注意が必要である。本来の意味でのライトレールではない点がなきにしもあらず、だからである。)
 恐らくはテレビや新聞などで(少なくとも富山市においては)報道されていたはずなのに。

 小生は2006年(平成18年)4月29日 富山ライトレールが開業されていたことは、当時在住していた東京において知った。
 東京に住んでいても、富山の情報には敏感でありたいと思っていたし、ブログなどで富山関連のニュースを採り上げるのを自分なりに責務と思ってもいた。

 早く乗りたいものと、その日の来るのを楽しみにしていたものである。
 初めて乗ったのは、しかしながら、5年前の年末、列車で帰省したので、富山駅(北口)からポートラムに乗ったのが初乗りだった。
 ポートラムが評判が良くて、乗客の数も予想をかなり上回る好況ぶりというニュースも仄聞していた。
 普通の電車(富山駅の南口から、駅の南方面各地へ走る従来の電車)より、ずっと静かだし、何より、車体のデザインが洒落ている。
 ヨーロッパ風なのである。
 バリアフリーの気遣いも当然、なされている。

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→ 今年3月、富山の郵貯ビル前にて撮影したセントラム。「車中での読書タイムが増えそう 」参照。

 静かというのは、市街地より、住宅街で実感する。
 旧来の電車だと、住宅街を走り抜けると、結構な騒音が出るし、近くに立って見ていると、振動(地響き)も伝わってくる。
 それがポートラムだと、とにかく静か。振動も少ない。
 ディーゼル車と電気自動車との違いに似ているかもしれない(電気自動車は重たいかもしれないが)。

 ただし、富山ライトレールの路線の沿線住民の一人として言うと、必ずしも、もろ手を挙げて賛成というわけではなかった(計画が立案された段階で、意見を具申する機会があったら、異見を述べたやもしれない。

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← 5年前の5月6日、自転車で買い物に出かけた先で遭遇したポートラム。「草むしり」参照。考えてみると、この画像は、ポートラムが走り始めて十日も経っていない日に遭遇し、撮影したのだった。当時は東京在住だったが、五月の連休で帰省していたのだ。

 というのは、従来は、(ほぼ)同じ路線を富山港線が走っており、これはJRの路線だった。
 だから、東京から富山への切符を買うと、富山県内のJRの駅なら何処でもその切符で降りることができた。
 小生の場合、まず、富山駅で特急列車を降り、同じく富山駅の構内にある富山港線の電車で小生の最寄の駅まで電車に乗って帰ることができた。

 それが、富山ライトレールとなった時点で、JRとは別の事業主体(富山市の第三セクター)となり、富山駅で降りたら、一旦、駅を出て、富山ライトレールの始発駅ホームに向かい、ポートラムに乗る必要がある。
 当然ながら、料金は、別個に支払う必要がある。

 貧乏を絵に描いたような生活を送るものには、経済的に不便を実感させられることになった。
 ポートラムの評判の良さは、それは富山県人として誇らしいが、新たな負担の発生というマイナス点を如何ともしがたいのである。

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→ 冒頭の写真を撮った、同じ日、同じ場所でふと、気がついた風力装置? 太陽光パネルが使われている。風力発電装置じゃなく、ソーラーエネルギーを使った、地下道の換気装置なのかな?

 まあ、それはそれとして、既に構想として出されている、富山駅の北方面を縦一本で走るポートラムと、南方面を環状線風に走るセントラムとが駅の上で繋がったりしたら、随分と便利になるな、とは思う。
 実際、駅の南側に関して、従来とは全く違う、東方向への延伸も構想されているというから、なお、楽しみが膨らむ。

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コメント

なるほど、路面電車でしたか。
都電や江の電より車体がシャープです。
個人的には、ブログ3枚目のにぎやかなデザインが好きです。
ポートラムは港線なんですね。
名前を公募したようですが、いい愛称だと思います。
洗練されすぎの感もありますが…。
セントラムは中心部を走るのですか?
セントラルとトラムの組み合わせかなぁと予想しました。

投稿: 砂希 | 2011/05/06 20:29

砂希さん

セントラムやポートラムの車体のデザイン、洒落てますね。
銀座で路面電車を復活させようか、ということで、この電車が参考になっているとか(実現は難しそうだけど)。

ポートラムは、その通り、富山駅の北口から岩瀬浜への一本道。

セントラムも、仰られるとおりで、環状線(ループ)として走るので、セントラル・ラムですね。

富山市は、これらの電車が走るのが、風景になっていて、よくぞこの電車の採用を決めたと、拍手したくなります。

投稿: やいっち | 2011/05/08 02:06

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