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2011/03/29

想定内とか想定外とか

[以下は、あるSNSでの小生の昨日の日記(呟き)

阪神淡路大震災のときも、高速道路が倒壊した際、想定を越える震度とかで、壊れたことの弁解・弁明していた。

福島原発も、想定を超える津波という言い訳。

      外部電源が壊れるなんて想定外。
      万が一にも炉心溶融は起きない。
      事故があっても、四機同時になんてありえない。
      原子炉格納容器は頑丈にできている……。

      などなど。

みーんな、良心的な有識者は想定していたじゃない:
発信箱:すべて想定されていた=福岡賢正(西部報道部) - 毎日jp(毎日新聞)

想定なんて、箱物を作る際の、都合のいいデータに過ぎないと、つくづく思い知らされる。

原子力発電が全部、止まったら、日本の電力は賄えない、なんて脅し文句。
原発をフル稼働させるため(原発のエネルギーのしめる割合を増やすため)火力や水力を止めてるんだモノ、足りなくなるの、当然なんだけど。

事故対応が収束してからの言い訳もきっと頭のいい人たちが考えているだろうなー。

津波や地震にこうなら、テロ攻撃を受けたら、ひとたまりもないじゃないか!


読売など、もう、今度の事故があっても、原発は推進しなきゃいけないって、今日(28日)の読売朝刊の社説で堂々と訴えている。
マスコミは、電力会社からたーーっぷり、広告宣伝費をもらってるもの、何が何でも原発推進の姿勢は変えないんだろうなー。

日本の(世界の)将来はどうでもいい、今が自分がよければ、が、マスコミなのかね。 

本気で将来を考えるなら、子供たちのことを考えるなら、原発依存のエネルギー政策を今、変えなきゃ。:
福島原発の事故を日本のエネルギー政策の転換の契機に

読売なんて、クソッ食らえだ!

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[以下はいただいた「読売の創始者、正力松太郎は日本の原子力の父と呼ばれていること」を他紙が突っ込んだら、というコメントへの小生のレス]
正力松太郎は、戦犯だったけど、アメリカ(CIA)の意向に従って行動に沿って動くことで戦犯不起訴で巣鴨プリズン出獄した。
アメリカ中央情報局(CIA)と日本へのテレビの導入と原子力発電の導入で利害が一致していたので協力し合」っていたことは、「早稲田大学教授の有馬哲夫がアメリカ国立第二公文書館によって公開された外交機密文書を基に明らかにし」ている。
だから読売は特にアメリカに絶対服従。
原発政策推進は、読売の社是だね。


原発がクリーンなんて、恥を知れ!

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コメント

一言だけエネルギー政策に関して。一般の人に意外に知られていなくて世界中の自動車や電機メーカーが躍起となっているのが、蓄電なんです。つまり、風力や太陽熱その他の再生可能エネルギーは天候などに左右されて発電力を調整が出来ないのが最大の問題点で、電気が起こり過ぎて使い切れないのです。そのために火力や原発は調整が比較的自在なのでなかなか手放せないのです。但しその比率はだんだんと小さくして行けます。電気は流れて溜められないと言うのが最大の欠点なんですね。

投稿: pfaelzerwein | 2011/03/30 06:13

pfaelzerwein さん

この記事を書いた翌朝の新聞に、「10m津波想定せず…全国54基、電源喪失恐れ」といった報道が流されました:
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110330-OYT1T00130.htm?from=navr

 全国の原子力発電所が、東日本巨大地震で発生した10メートル級の津波を想定しておらず、想定を超えた津波に襲われると福島第一原子力発電所と同様の電源喪失に陥る恐れのあることが、読売新聞社の調査でわかった。

 大地震などの際、運転中の原子炉を安全に停止するには、炉を冷却する装置が働く必要がある。各原発は、通常の外部電源が止まった時のために非常用電源を備えるが、福島第一原発では非常用ディーゼル発電機が津波で浸水し故障した。

 読売新聞社が、全国の商業用原発54基について調べたところ、津波の想定は最高でも北海道電力泊原発(泊村)の9・8メートルで、最も低い関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)は0・74メートルだった。

 各社は、非常用電源を置く敷地が津波の想定より高いことから「安全」と判断している。

                                 (以上、一部転記)

 虫のいい想定です。原発を作るため、都合のいい想定をしている。
 それが露見したものだから、慌てて泥縄式の対策を打ち出そうとしている。
 テロ対策は皆無みたいだし(あるのかな?)。


さて大容量蓄電技術の問題は、大きな課題ですね。
そうでなくても、原発に変わるエネルギー源は、容易には見つかりそうにない。
いずれにしても、エコロジーの時代には、発電、蓄電、送電そして省電の新技術が見直されるべきですし、その研究に国も企業も予算をつぎ込むべきでしょう。


ただ言える事は、原発には想像以上のコストが掛かるということ(必要な対策をすればするほど高くなる)。
これからも、原発に予算が振り向けられる予定があるようですし、その予算を他の継続可能な環境にやさしい次世代エネルギー源に、あるいはその研究に、そして普及に費やすべきです。

既存の原発は、徐々に廃炉にしていく。
次の深刻な事故が発生する前に。
次があるかどうか、心配ですが…。

投稿: やいっち | 2011/03/30 13:40

ある科学者が東京新聞で「科学の無力を感じた」と述べていました。
科学は宇宙にまで出て行くのに、近海の連鎖地震は「想定」できなかったということでしょうか。
しかし本当に日本人は我慢強い。
小田急線が間引き運転になって、各駅停車が十分に一本しかこなくなっても、きちんと並んで待っている。
僕が見る限り不平を言う人はいない。
豊洲も液状化が進んでいますね。
そんなところに市場を移せるのですかねー。
やはり首都機能の一部移転が必要でしょうね。

投稿: oki | 2011/04/03 21:49

okiさん

かの大震災を前にして、科学の無力を感じるなんて、科学者としてセンスのなさを感じてしまいます。
素人ならともかく、科学を深く学べば、自然界には分からないことだらけなのだと日々、気づかされるはずです。
人間は数千年の歴史のなかで膨大な知識や経験を得ましたが、それらは、人間の目線で見たら、膨大なものに感じられるだけのこと。
こうした知識の蓄積に貢献してきた方たちへの畏敬の念は抱きますが、しかし、宇宙や海や地や心や生命の謎を前にして、人間の得られた知識は無に等しい。
また、そう感じないような科学者なんて、論外だと思います。

都会というのは、人間が獲得した知識や情報やノウハウで固められた島のようなもの。
実のところ、島の周りには、宇宙という無辺大の大海が広がっていて、我々の島はその宇宙を漂流している筏に過ぎないのです。

日本人は大人しい…。
これは歴史の蓄積なのでしょうか。
日本の人々は、北方系の人から南方系の人から、いろんな人々の混在、そして混血。

掃き溜めのような島国という条件の中で、これ以上、行き場を失ったさまざまな集団が、幾度もの戦いや葛藤を経て、混在(共生)するようになった。

DNAレベルでは、異質なものが今日においても混在しているとしても、見かけ上は、単一民族であるかのような状態になっている。

つまり、擬似的にでも単一民族である以上、お上にしても、同じ民族なのだから、同じ民族の者たちにへんなことはしないはず、という楽天的というのか、能天気なほどのお人よし状態が可能となっているわけです。


首都機能については、夏場に向かって電力需要が増すのは目に見えているし、一方、夏場までに一千万キロワットもの新たな電力の供給が可能になるとは到底、思えない。
夏場に向けて、厳しい計画停電の現実が終息しそうにない。
さらに、福島原発の放射能の漏洩・拡散・飛散の事態の収束の見通しが立たない。

これらのことからすると、首都機能もですが、その前に、大手の企業などは、大阪など関東以外の地に本社機能を移動させるべきですね。
工場も、関東(少なくとも東京)は避ける。

今、都知事選が行われていますが、原発政策推進の是非と共に、電力不足と放射能の脅威のもとで、東京は当面、どうあるべきかが、候補者らの間で討議されるべきなのです。

次は、関東か東南海地震の可能性が高いわけですし、首都機能の移転の是非は、真剣な議論の対象であるべきでしょうね。

投稿: やいっち | 2011/04/05 02:24

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