富山を走り回ります(続き)
昨日の日記の続きは、あまり書く気にはなれないでいた。
でも、まあ、メモ程度のことは書いておきたい。
→ 今日26日(本日は、小生の誕生日!)は実際の営業を始めて六日目。某所へ向かった帰り、我が母校の傍を通りかかったので、校門をパチリ。思えば、卒業してからは、母校の校門をくぐったことがない。一度は、校内を歩いてみたい。
昨日の日記の終わりのほうで、小生は以下のように(思わせぶりな風に?)書いている:
東京での最後の12年余り、タクシードライバーとしてのキャリアがあるのだから、家のことが片付いた今、富山で再度、タクシードライバー業を再開するのは当然、と考える人もいるかもしれない。しかし、この結論に至るのには、実は、人に言えない悩みがあった。
悩み、というのは大げさだが、東京での小生のタクシー仕事の手法(スタイル)と、富山での営業手法とは基本的に違う点に関わる。
小生は、95年の9月に東京でタクシー業務に携わるようになって、一貫して採ってきた営業スタイルは、いわゆる「流し」営業である。
「流し」営業とは、「フロントガラスから見えるように「空車」のプレートをダッシュボードに掲げて走っている(流し)タクシーに対して手をあげたら停車」し、お客さんを乗せる営業方法である。
よく、テレビなどで、誰かが建物から通り(表)に出て、通りかかる空車のタクシーに手を上げて止め、さっと乗り込む、あの光景を思い浮かべてもらえばいい。
← 富山市には観光地が少ない。当分はありえないだろうが、観光案内の任に当たったとき、一体、何処を案内すればいいのやら。ここは、研修中、訪れた護国神社。十日以上も以前。
一方、営業スタイルには、いろいろあるが、駅や病院、ホテル、放送局、新聞社、有名料理店などに付けて、そこから出てくるお客さんを待つ、という方法も結構、ドライバーは使っている(東京・富山などの地方を問わず)。
富山などの地方では、こうした「流し」スタイルの営業方法は基本的に成立しない。
そもそも、街中で誰にしろ、タクシーを拾おうとは思わない(らしいのである)。
というか、空車のタクシーは、市街地であっても、まず通らないと思っていい。
大概は、誰かを迎えに行く(迎車)最中で、お客さんを乗せて、目的地までお乗せしたら、あとはさっさと車庫(営業所)か、ホテル・病院などの待機所へ戻る(向かう)。
運転手にしても、街中で誰かが空車のタクシーを捜しているなんて夢は、ほとんど期待していない。
富山では、運転代行の車の多いことに驚いたと、以前、このブログでも書いたが、特に夜は、街中はタクシーより運転代行の車での営業のほうが圧倒的に多い(タクシーでさえ、代行業務に乗り出している)。
→ せっかくなので、立派な本殿にあがって、百円を投じて、参拝。何を祈った? 護国神社は、小生には青春の思い出のあるスポット。
では、小生がお世話になり始めた会社に限らず、富山(地方)のタクシー会社の営業スタイルは、どうかというと、営業所などの周辺(地元)の顧客からのタクシー要請の電話(連絡)を待つのである。
電話があったら、営業所に待機している順番に、所員の指示のもと、現地(お客さんのもと)へ「迎車」という表示をしてお迎えにいくわけである。
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