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2010/06/05

マッチ…アンデルセン…燐中毒 ? !

 もう、何年も前になるが、ある雑文の中で、マッチのことについてあれこれ書いている
「燐寸」とも表記する、箱の外でシュッと擦って火を点ける、木の切れっ端を軸にしている、あの「マッチ」のことである。
 いろいろ書いたはいいが、その小文の中で「そもそも何故、マッチという名称なのかが分からない」という疑問を呈したまま、小生、放置したままだった。

Streichholz

→ 「燃えるマッチ」 (画像は、「マッチ - Wikipedia」より)

 当時、マッチ箱のやすりとマッチ棒とを擦り合わせる…マッチさせる…ことからマッチと呼称されるようになったのか、などと勘ぐってみたが、さすがにさっさと却下したものである。

 それが、今日、ひょんなことから「マッチ」という名称の語源が分かった。
 上掲の小文を書いた当時も、調べれば分かったはずなのかもしれず、調べ切れなかっただけなのかもしれない。
 マッチについては、いろいろ教えてくれるちゃんとしたサイトがあるのだが、せっかくなので、「マッチ」の語源と共に、数年前に書いた雑文を本ブログに載せておく。

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2010/06/04

梅がダメならヒマワリだ

本日は以下、全てツイッター発言(投稿)集である。昨日の朝から今日の午後までの分。下のほうほど、新しい投稿。リンクや()内のコメントは、ブログにアップするに際し、付したもの。]

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← 庭のツツジがこの頃になって咲きだしている。一本だけだが。季節はずれに誰も見ていない場所でポツンと蝋燭の灯りの灯るように咲く…ってのは、まるでへそ曲がりでピント外れでシャイな(?)我輩そっくりだ。…もっとも我輩はこんなに綺麗には咲かないが。

我が家の庭先にある梅の木。苔生して弱々しいが、それでも若干、実を収穫。ホントに若干。去年の半分にもならない。去年だって少なかったのだが。収穫が少ないのは庭の土壌が痩せているから? 五月の低温続きの気候のせい? あまりに少なくて、梅酒作りに取り掛かるか迷う。
(「梅酒ができたかも…「天使の分け前」のこと」「葡萄とワインの間に」「今日は白い小花に注目」「梅の木の呻き?」)

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2010/06/03

「仏頂面」のお二方の表情からちょっとだけ

「仏頂面」とは、「苦虫をかみつぶしたような顔」(不機嫌な顔、不愉快そうな顔)である。
 今日は、その「仏頂(面)」を、但し腫れ物状態のお二人には触れない形で、若干のことをメモしてみる。

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 この「仏頂(ぶっちょう)」は、仏教に由来する用語であり、「仏頂尊」のことで、「お釈迦様の頭上(仏頂)に宿る広大無辺の功徳から生まれた仏」のこと。威厳に満ちているが不機嫌そうな表情にも見えることから「仏頂面」という言葉が生まれたと考えられている(あくまで説の一つ)。

 松尾芭蕉が生涯の師と仰いだ人物は、仏頂禅師である。
根本寺」という当時巨大な寺を受け継ぎ、二十一世住職に就任した。が、徳川家康に寄進された寺領を巡る鹿島神宮との争いに関わり、深川の臨川庵に住した(やがて臨川寺となった)。
(「芭蕉と仏頂禅師について」参照)

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2010/06/02

アリの群れにコロリです ? !

 数日前、台所に突如、アリが何匹も出現。一応、退治はしたが、原因が分からないままだった。
 残飯の類いは台所には零れてないし、流し台のヌメリも結構マメに(素手で…タワシを使って)洗っている。床掃除も頻繁。なのに……。

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← 『エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 作品61』(ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン) ロンドン交響楽団、指揮:サー・コリン・デイヴィス) お目当ては違う作曲家だったのだが、棚を物色していたら、エルガーのヴァイオリン協奏曲とあって、予定変更。ヒラリー・ハーンのことは、小生は全く知らなかった。

 つい、先ほど、原因が分かった。
 案の定だった。
 台所の窓外直下に置いてある生ゴミ堆肥作り用の桶だ。残飯や茶殻などを投棄し、やがての堆肥・土壌還元を期している。
 今、見たら、桶の下や周辺、茶殻の堆積の中に隠れるようにして、湿気を好む小さな虫(よく見かけるが、名称不明)がゾロゾロウヨウヨ。
 それは予想できたとして、虫はそれだけに留まらない。

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2010/06/01

意識の爆発的集中の恍惚

 ガロアもだが、アーベルも夭逝の天才数学者である。しかも、どちらも早世を強く自覚していた。ガロアは時間がないと悲鳴にも似た叫びと共に(群論の)論文を書き上げた。
 死を目前にしての高度な、この上ない集中力。
 数学者でなくとも、若くして死を宿命付けられた人の、どんな宝石にも敵わぬ純度と透明感と、焔に炙られ切迫する真紅の業苦。
 極めてささやかな形でなら、小生にもなくはない。

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→ 内庭のツツジに今も咲いている花一輪。この花びらは我が庭で真っ先に一つだけ咲き、ずっと咲き続け、今も孤高を守り通している。何故、この一輪だけ咲いているのだろう。不思議だ。

 中学のとき、幾何学の楽しみ、特に補助線を直感する、脳髄の底の底まで痺れるような、脳味噌がただそれだけのために特化し燃え上がっているような感覚
 悲しいかなそんな感覚の悦びを味わえる季節は、或る日突然到来し、あっという間もなく過ぎ去ってしまった。
(小生の場合、その代わり、形而上感覚、物質的恍惚感を追うようになるのだが。)
 数学(算数)でなくとも、詩想や楽想、メロディの形、流れ、ある種の絶対感、絶望感にも匹敵する垂直な感覚、あるいは全てが溶け去り和み合っている世界に今、在るという確信……などなどを味わう恍惚の時は、誰にでも瞬間だけならあるのではなかろうか。
 大概は、感傷の海の波に紛らせて溶解させ、苦しいほどに加速し渦を巻く意識の爆発を宥め賺し鎮火させて、やがては平穏無事な日常にしがみ付いていく。
 しかし、若くしての死の定めを運命付けられ、あるいは自覚せしめられたなら、そうはいかない。一旦目にしてしまったものは、身を燃え尽きさせても、最後の最後まで見尽くしてしまわずには居られないのである。

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2010/05/31

七分米を試してみます

昨日、精米へ。
精米所は車で十分ほどの場所にある。
精米の仕方は、いつもの標準じゃなく、七分で
味はどうだろう。栄養的にはいいらしいが

精米作業してると、小屋の近くを二羽のハトがウロウロ。
米、狙っている。

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← 精米所で作業してると、ハトたちが寄ってきて、あわよくばお零れに預かろうと虎視眈々。


鳥たちが近付いてくるのには訳がある。
鳥たちの視覚が鋭いのか、それとも嗅覚が鋭いのか。
鳥類は、種類によっては嗅覚が鋭いものもあるらしいけど、一般には視覚(が強い)動物と見られているようで、鳥の嗅覚の研究は進んでいないらしい(鳥類の視覚や嗅覚については、拙稿「トンビに油揚げをさらわれていた!」が寺田寅彦の随筆を絡めて取り扱っており、参考になる…かもしれない)。

いずれにしろ、米粒があるから当然ってこともあるが、精米所は、田圃の傍にあるので、スズメやハトの集まる場所。その傍にあるから、米粒は決して見逃さないってことなのである。

ハトたちに続いて、スズメも一羽、やってきた。

でも、やらない!
作業が終わったら、小屋の戸をしっかり閉めた。
欲しけりゃ、我が家へどうぞ。

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2010/05/30

土に面食らう

 土を喰らう…、昔は誰もがそうして日々を暮らしてきたのだ。土の変幻した果実を口にする喜びを感謝してきたのだ。土が身近にあったのだ。水上氏は、「ご馳走とは、旬の素材を馳せ走ってもてなすことだ」という。
 だとしたら、百姓であるということは、日々が御馳走責めだったということではないか。こんなに便利になった中で、等身大の生活がこれほど困難であるとは、皮肉も極まったものである。

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→ 29日夕食の準備中、台所より北西の空を撮る。今日も肌寒い一日だった。屹立した木は、昨秋の台風で折れた杉の木の残骸。

 土の中には無数の生物が生きている。それこそ数万どころか、数億、あるいはそれ以上の微生物達が生きている。生まれつつある。死につつある。腐りつつある。食いつつあるし、食われつつある。
 大地を踏む感触がわれわれに豊かな生命感を与えてくれるというのは、実は、そうした生命の死と生との巡り巡る循環に直に触れているからではないだろうか。
 そして遠い感覚の中で幾分早くわれわれより土に還った先祖の肌の温もりを感得しているからなのではないか。
 御茶で一服しながら、そんなことを思ったのである。

                  (「人は死ぬと土に還る」より抜粋)

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