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2010/04/17

雨の表現あれこれ

 今日も氷雨のような冷たい雨が降っている。山間のほうでは、雪模様だとも聞く。
 ずっと降り続いて明朝になってようやく雨も上がるというが、小生の仕事は未明。
 明け方までには終わる。その頃には雨も上がる見込みで、なんだか詮無い雨に映る。

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 せっかくなので(?)、今日は雨にちなむ何かを書いてみたい。
 といっても、雨に関連しては、これまで何十回となく書いてきた。
 なので、ちょっと変わった趣向として、今回は雨模様の表現あれこれを綴ってみたい。

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2010/04/16

取り戻すんだ ! !

 何か分からないものが目の前にある。
 それとも真後ろにある。すぐそこにあることは分かっている。なのにそれが何かが分からない。

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 いやそうじゃなくて、あるものは何かは分かっているけれど、それが一体何処にあるかが分からないのだろうか。
 靄が懸かっている。そう靄なのかもしれない。ただ、その靄がこの世界一帯に漂っているのか、それともオレの脳裏に巣食っているのかが確然としないだけなのかもしれない。

 網が見える。透明な紫の地色の水晶体を縦横に真っ赤な血の網が駆け巡っている。
 管は方々で瘤になったり、壁が痩せ細っていたり、中には裂けてしまって、水晶の湖に赤紫のゼリーが溶け出してしまっている処もある。

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2010/04/15

散った花びらは夢の…

 それは、路上などを枯れ葉が這って行く、カサコソ、という乾いた擦過音。路面に擦り付けられ、磨り減り、あるいはぶつかる無数の音があちこちから聞えてくる。枯れ葉の悲鳴? タイヤに踏み潰され、路上に轢死体となってへばりついてしまう直前の断末魔の喘ぎの叫び?

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(前略)桜の花びらは、ただ敢え無く散るばかりである。
 路肩に、玄関先に、庭先に、電柱の根元に、歩道の柵に、自転車やバイク、車のボディや車輪の周りに、花びらたちが吹き溜まっている。花びらは散るまでが命ということなのだろうか。散ってしまった花びらは、ただのゴミなのだろうか。見ていると、歩道の花びらを踏まないようにと、殊更、足元に気をつける人もいない。
 やはり、地に落ちた花びらは、美しさもその命もその役目さえも地に落ちてしまったというわけだ。

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2010/04/14

パノプティコンってわけじゃなく

 野暮用で冨山港近辺のとあるビルに立ち寄った。
 その際、せっかくなので、前から気になっていた灯台を見学してみようと思い立った。

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← 「富山港展望台」 最大高が24.85m。「展望台から南西へ500mのところにある金刀比羅社境内の常夜燈(高さ約6mで北前船時代のもの)をモデルにしたもの」だとか。決して、パノプティコンのための施設じゃありません!

 車で傍は何度となく通りかかる。
 灯台といっても、観光用、それとも冨山港の開発の歴史などを案内する啓蒙のための、言うなれば広告塔である。

 車で見る分には大して高くもないし、それこそ高を括っていた。
 その塔には24メートルと表示してある。ふむ。

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2010/04/13

浮かび上がらせてやりたい

 今日は昨夜来の冷たい雨が終日、続いた。
 今、夕餉のときを終えたけれど、雨はまだまだ降り続きそう。

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→ 山茶花だろうか、花びらは役目を終えて、ただ無惨に散り果てるのみ。舞い散った花びらを一体、誰が看取るだろう。

 雨が庇を、木立の葉っぱを叩く音。
 時折通り過ぎる車が水を撥ねていく。
 踏み潰された水は、一瞬、グシャッとかバシャッとか音を立てる。
 悲鳴のようにも、喚きのようにも聞こえる。
 心弾む日には、子供たちの歓声にだって聞こえるけれど、今日はそうはいかないようだ。

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2010/04/12

村上春樹訳チャンドラー『ロング・グッドバイ』を読む

 レイモンド・チャンドラー作『ロング・グッドバイ』(村上春樹訳 早川書房)をとうとう読了した。

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← 帰郷して2年余り。ようやく自前の椅子を入手。読書用…というより、オットマンもあるし、居眠り用になりそう!

 とうとう、というのは、読書に割く時間がなく、情けなくもちびりちびりと、まるでブランデーでも嗜むようjに読む羽目になったこと、冒頭の一節を読み始めた瞬間からその文章に惹かれ、読み終えるのが惜しくてたまらなくなったこと、(最後は思いっきり情けない個人的事情だが)滅多に本を買えない小生、買った本を読む貴重な機会と時間が過ぎ去ったことなどの理由の故である。

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2010/04/11

馬酔木のこと少々

馬酔木」について、誰しもが気になったり疑問に思うのは、まずは、表記であり、読みだろう。
 何ゆえに、「馬酔木」なのか。
 いかにも当て字という感が強く漂っている。

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→ 「アシビ(アセビ)」の花の連なり。芽吹き始めた葉っぱも見える。

アセビ:広島工業大学」によると、「万葉表記には、馬酔、馬酔木、安志妣、安之婢が用いられてい」るとある。
アセビの枝葉には、アンドロメドトキシン、アセボチン、アセボプルプリンなどの有毒成分がふくまれており、馬が食べると酔っぱらったように麻痺することから漢字として“馬酔木”が使われるようになったそう」というのが、正しいかどうかは別にして、定説に近い。
 というか、それ以外の説明を試みるサイトは見つからなかった。

 馬が食べると酔っ払ったように麻痺する…。

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