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2010/04/03

本は買って読みたいもの

 久しぶりに、実に久しぶりに図書館から借り出した本ではなく、買った本を読んでいる。
 自前の本を読む!
 何年か前までは、それが当たり前だったのだが、不況の直撃を喰らい、それまでは月に十冊前後、年に百冊以上は買っていたのが、数年前からは年に数冊となり、一冊も買わない年もあったり。

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→ 今日(2日)の午後、雨上がりの外をふと眺めと、近所の家の庭に咲く「白木蓮 (はくもくれん)」(?)の枝に鳥たちが。…でも、何か振る舞いが変。

 別に高価な本を買うわけじゃないし、けちな性分で、積読などはせず、買った本は、ほぼ全て読了する。
 といっても、読む速度は遅いほうなので、読む本は、つまり、買う本の数は、百冊を越える程度。
 図書館を利用することで、図書費を節約している?
 そんな感覚も自覚もない。
 節約するために買わないのではなく、買えないから買わないわけで、買えたら買う!


 図書館の本を利用するメリットは確かにある。

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2010/04/02

写真は嘘を吐きません!

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← ある化粧品メーカーによるテレビCMの一場面。  影女? 違う、影女は、「物の怪のいる家で、月影に照らされた女の姿の影が家の障子に映るもの」のはず。…そうか! 砂の女だ! 男を穴に置き去りにして逃げ出してきたんだ!

 今日は、さすがに、「万愚節(ばんぐせつ)」へのアクセスが多かった。「万愚節」とは、エイプリル・フールの別称。

 ということで、今日は何を書いても嘘っぽくなりがちなので、写真日記風な記事に仕立てました。

 写真は嘘を吐(つ)かないからね…、ってのも、嘘っぽいが。


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2010/04/01

沈黙の宇宙で音の欠片を掻き削る

 この世界に目覚める。
 自分がとにかく、一個の広い世界にあることに気づく。
 木々と大地と山と空と川と空気と、そして人間だけではない多様な生き物の世界。雨の雫が葉裏を伝う、その雫を通してさえ、豊穣な世界を感じることができる。

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→ 3月30日の夕刻の空。久しぶりに穏やかな気候。

 しかし、中には、物心付いた時に、心が枯れていることに愕然とする奴もいる。
 風にも心が騒がないし、大地を裸足で走り回る悦びを感じない奴もいる。
 理由は親の虐待だったり、仲間からの虐めだったり、あるいは心を醸成する肉体的環境そのものが劣悪だったり、理由は様々なのだろう。

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2010/03/31

「甲斐庄楠音」に再会す

 栗田勇著の『花を旅する』(岩波新書)を寝入る前、パラパラと捲っている。
 するとその「七月 百合」の章で「甲斐庄 楠音(かいのしょう ただおと)」なる名を久しぶりに目にした。
「大正七年頃、「日本創画会」でデビューした、得意な女人を描いた」画家である。

 彼の描く女人の画は、一度目にしたら印象深く刻印されてしまう。
 但し、個性(アク?)が強く、好印象が残るとは限らない。

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← 岩井志麻子著『ぼっけえ、きょうてえ』(角川ホラー文庫)  表紙の絵は、作品名「横櫛」。

 小生が甲斐庄 楠音(かいのしょう ただおと、明治27年(1894年)12月23日 - 昭和53年(1978年)6月16日)の存在を、というか絵を初めて目にしたのは、岩井志麻子著の小説『ぼっけえ、きょうてえ』(角川ホラー文庫)で、発表当時、評価も高く評判を呼んだもので、当時既に我輩の生活が困窮に瀕していたにも関わらず、敢えて単行本を買って読んだものだった。

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2010/03/30

書きつかれ筆置くころの藤の花

 寒い! 富山は天気予報通り、雪になった。積もるのかどうか。
 まだ見頃の時期には早いのだが、少しでも暖かさを感じたいのと季節を先取りするつもりで、今日は「藤(の花)」についてあれこれ綴ってみる。

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→ 小惑星探査機「はやぶさ」 「地球のごく近くを通過する軌道への投入に成功」だって。やったー、である。6月の帰還が待たれる。 (画像は、テレビニュース画面より。情報は、「地球帰還、ほぼ確実に=小惑星探査機「はやぶさ」-宇宙機構(時事通信)」より)

藤(の花)」を選んだことに他意はない。
 ちょっと妖しいあるいは秘密めいた雰囲気を感じさせる花である。
 謎めいた花に感じられるのは、色合いが、その昔はやんごとなき人にしか許されない、高貴なものを連想させるからだろうか。
 でも、「露草」とか「菖蒲」(かきつばた)とか「蓮華草」とか、紫色の花は他にも少なからずある。
 そんな中、「藤の花」は格別なものなのだろうか。

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2010/03/29

『ジョージ・エリオット 評論と書評』からストウ夫人へ?

 ジョージ・エリオット 著の『ジョージ・エリオット 評論と書評』(川本 静子 訳, 原 公章 訳 彩流社)を読了。
 本書については、大よその紹介を拙稿「サブレって、あのサブレー ? !」にて済ませている。

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← 謎の路地。未明、何処かのお寺の近くにて。何処へ続く道なのか、確かめたことはない…。

 といっても、下記するように出版社による謳い文句を転記したに過ぎないもの。
 というのも本書は、ジョージ・エリオットのファンでないと、なかなか手が出ないし、面白い本だよなんて、気軽には薦めにくいものと感じられるからである。

 小生は1994年の失業時代、それまで読んだことのない作家の本を敢えて選ぶようにして渉猟し読み倒していた中でこの作家に出遭った。

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2010/03/28

ジョン・ダワー著『昭和』の周辺

 ジョン・W・ダワー著の『昭和 戦争と平和の日本(JAPAN IN WAR AND PEACE)』(明田川融監訳 みすず書房)を読了した。
 感想を書く時間を取れないので、かなり舌足らずとなるが、ツイッター(Twitter)での呟きから、関連する発言を幾つか、転記しておく。

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→ バイト先からの帰宅の途上、こんな開け初めの空を横目に…。

 終戦直後、何十万人もの日本人捕虜がソ連によって抑留され、虐待・教化されたことは周知の事実だろう。が、中国や東南アジアにおいて日本兵が抑留され、頻繁に反共軍事行動に配置されたことは、あまり知られていないのではないか。

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