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2010/03/27

地の底が割れる

 海の底の沸騰する熱床で最初の生命が生まれたという。
 命に満ち溢れた海。
 海への憧れと恐怖なのか畏怖なのか判別できない、捉えどころのない情念。

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 命…、それは、あるいは生まれるべくして生まれたのかもしれない。
 でも、生まれるべくしてという環境があるということ自体が自分の乏しい想像力を刺激する。刺激する以上に、圧倒する。

 自分が生きてあることなど、無数の生命がこの世にあることを思えば、どれほどのことがあるはずもない。

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2010/03/26

雨の音 沈黙の音 夜明けの音

 途切れ途切れの音の連なり。
 でも、一旦、曲を聴き始めたなら、たとえ中途からであっても、一気に音の宇宙の深みに誘い込んでくれる。

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 たとえば、何処かの人里離れた地を彷徨っていて、歩き疲れ、へとへとになって、喉が渇いたとき、不意に森の奥から清流の清々しい音が聞こえてくる。
 決して砂漠ではないはずの地に自分がいるのは分かっている。木々の緑や土の色に命の元である水の面影を嗅ぎ取らないわけにいかないのだから。

 でも、やはり、水そのものの流れを見たい。体に浴びたい。奔流を体の中に感じたい時がある。

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2010/03/25

本名で検索してみたら…

 約十年前、ふとした気まぐれで、自分の本名でネット検索してみたことがある。
 ホントの興味本位である。
 多分、検索事例としては一件もヒットしないだろう…、でも、あわよくば(?)何かあるかもしれない…。

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 すると、案外と検索結果が浮上してくる。
 別記するのは、その時に書いた雑文。

 せっかくなので(?)、最近になって久々に本名で検索してみた。

 すると、出るわ出るわで、(多分)9年前より検索結果件数が増えている。

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2010/03/24

サブレって、あのサブレー ? !

 ジョージ・エリオット 著の『ジョージ・エリオット 評論と書評』(川本 静子 訳, 原 公章 訳 彩流社)を読んでいたら、「サブレ」という名称に遭遇した。

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→ パッと、サイネリアでした! ネット仲間の方に教えていただきました。

 この「サブレ」って、もしかして、あの「サブレー」 ? !
 でも、日本語で発音する(カタカナ表記する)と、元の言葉の発音とは似て非なるものになりがちだから、表面的な相似に過ぎないのかも、とも思える。

 この「サブレ」なる言葉に出合ったのは、上掲書の中の「フランスの女性――マダム・ド・サブレ」という章である。
 この章は、「エリオットがロンドンの書肆チャップマンから、フランスの哲学者ヴィクトール・クーザン『マダム・ド・サブレ――十六世紀の著名な女性たちと交際社会に関する研究』(一八五四)の書評を依頼され」書き下ろした評論で、「これが以後二年に及ぶ「評論家ジョージ・エリオット」としての、記念すべき第一作とな」ったもの。

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2010/03/23

太陽と風雨と土と命と

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→ 今日は穏やかな晴れ。こんな天気は今の季節の富山には長続きしない。慌てて、昼前、先日耕した畑をさらに耕し、窒素などの肥料を注ぎ、いよいよ種蒔き。蒔くのはいいが、ネギやヒマワリ以外は、何の種か分からない。まあ、育てばいい。ネギは、畑に雑草が生えないよう、生命力の強さに期待して。画像では奥の方に小さく写っているだけだが、あれがネギ。一昨年、苗を植えたこのネギは二度目の冬を越えて今も健在。ネギが土壌の栄養分を独占するのか、その周辺には雑草が生えない。凄いぞ、ネギ!

 庭の土、畑の土を弄っていると…、というより玩ばれていると、ふと、水上勉著の『土を喰う日々』(新潮文庫)なる本が思い浮かんでくる。

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2010/03/22

ダワーの新著で知った<国威発揚映画>の真価

 ジョン・W・ダワー著の『昭和 戦争と平和の日本(JAPAN IN WAR AND PEACE)』(明田川融監訳 みすず書房)を読み始めたのだが、自分の素養のなさもあろうが、随分と教えられること、考えさせられることが多い。

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← 「ハワイ・マレー沖海戦」 (画像は、「ハワイ・マレー沖海戦 -Wikipedia」より)

 といっても、まだ、冒頭の三十頁ほどを読んだだけなのだが、それでも、引用したり、知った事実を元に何か書いてみたい衝動に駆られることが、随所にあったし、ある。

 ジョン・W・ダワーの本を読むのは、「『敗北を抱きしめて 上・下』(三浦陽一・高杉忠明訳、岩波書店刊)」以来だから、8年ぶりとなる。
 本書もなかなか読み応えがありそう(現に既に実感させてもらっている)。

 本稿では、本書の感想ということではなく、本書の「2 日本映画、戦争にへ行く」にて採り上げられている、日本映画をコメントや感想を抜きに列挙する。
 後日、機会があれば観てみたいという意味合い(願い)もこめて。

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2010/03/21

ぱっと、サイネリア ? !

 過日、図書館へ返却と新規に借りる本やCDの物色に。
 と、新入荷本コーナーの平棚に、気を惹く題名の本が2冊も。
 一冊は、ジョージ・エリオット著の評論・書評の本。彼女がこんな仕事もやっていたこと自体が意外だったが、そんな本が出るなんて思いも依らなかった。

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← 昨日も掲げたこの花の画像。名前…、「サイネリア」だろうか。お花屋さんで名前を聞いてくるのを忘れたのだ。

 まあ、小生は彼女のファンで、先月も『ミドルマーチ』という大作を読んだばかり。

 無条件で借りる。



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