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2010/12/31

冬の蕾のこと

 早朝から、これでもか、という勢いで降り続けていた雪は、お昼前には一旦、あがった。
 その後も、日中は冷たい雨が降ることがあっても、雪は降らず。

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← 「竜のひげ」の青い実。クリスマスを純白の世界に変えた雪も昨日までにほぼ溶け去って、ふと庭先を見たら、「竜の髭」なる葉群に青く小さな玉が。実だ。「ジャノヒゲ(蛇の髭)」とも呼ぶとか。「ジャノヒゲ」の根は麦門冬(ばくもんどう)と称し、各種「漢方方剤に使われる」とか。

 大晦日の今日は、寒波は九州など、西日本を中心に襲ったようだ。
 でも、今夜半からは、いよいよ雪の本場である北日本や北陸を襲う…らしい。


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→ やはり、かぶさっていた雪が溶けて、顔を覗かせた実…、じゃなくて、蕾か。この木は椿だろうか。それにしても不思議なのだが、春や夏、せめて秋ならともかく、なぜに真冬の今になって実や蕾が生るのだろう。他の植物と生る時期が重なるのを避けている? こうした木の実を好む、特有の鳥がいる? でも、これからいよいよ雪が降って枝葉だって冠雪するはずなのに…。分からないことが多い。


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← 昨日も紹介した、雪椿(← 山茶花との指摘あり)の花の蕾。萎れ落ちた花がある一方、次々と蕾が生り、今にも咲こうとしている。ツバキは、春の季語だという。冬はこれからだというのに。「落椿」が春の季語ってのは、素人にも理解できるけど。「椿油は、種子(実)を絞った油」というが、小生は、椿の実を見たことがない。気付いていないだけなのか。

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→ 今月上旬には、紅葉のピークを迎えていた「七竈(ななかまど)」(? 名称に自信なし!)も、今やすっかり、裸木に。裸木じゃなくて、葉桜だが、ちょっと連想した拙稿があった。「葉桜の散り残っての落ち零れ」である。

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← でも、ふと見ると、細い枝の先に何か蕾のようなものが。やたらと長いマッチ軸…マッチ棒のようでもある。うーむ。見た感じ、実じゃなく、蕾のようだが…。どうにも気になって、ネット検索して、あれこれ調べてみた。すると、「桜の花が春に咲くには、冬の寒さが必要だと聞いたことはないでしょうか?」という一文が浮上してきた。「ルレクチェ、和梨の産地直送 高野果樹園」なるサイトの中の頁のようである。

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→ 気になるので、接写を試みてみた。さて、上掲の一文の続きだが、「春咲く花の芽は前年の夏には作られます。落葉樹の葉は秋に休眠物質を作り、花芽が真冬に発芽して凍死しないように、芽の基部に休眠物質を送り込んでから落葉します。そうして来春まで発芽しないように休眠して冬を過ごすのです。この休眠状態から目を覚ますには、冬の寒さが必要となります」とある。より詳しくは、「蕾つぼみと開花と冬の寒さ|梨の栽培日誌 ルレクチェ、和梨の産地直送 高野果樹園」へ。やはり、四季それぞれに意味がある。

冬蕾深く静かに春を待つ   (や)

 皆様、よいお年を!

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コメント

うちの庭にもサザンカが花を開いてくれました。
数日、粉雪が舞っていましたが、積もるまでにはいたりませんでした。
積雪の下に蕾をつける花々を健気と感じるのは人の感傷でしょうか。
雪と樹木が織りなす絶景を見つつ酒を飲んでいたら飲みすぎました。
すぐに醒めるでしょう。
今年もよろしくお願いします。

投稿: 滝川 | 2011/01/01 19:45

滝川さん

来訪、コメント、ありがとう!
本年もよろしくお願いいたします。

富山も、予報で猛烈な寒波ということだったので、心配してましたが、年末年始の降雪という事態は避けられました。
なんだか拍子抜け。
でも、明日(今夜半)からは雪という予報が出ている。
食べ過ぎの感があるので、雪掻きで腹ごなしです。


「雪の下に蕾をつける花々を健気と感じるのは人の感傷」…については、翌日の日記にレスを書きました。

「雪と樹木が織りなす絶景を見つつ酒を」…とは、風流ですね。
飲めない小生には、実に羨ましい光景です。
たまにはワインを飲んだりするだけ。

投稿: やいっち | 2011/01/01 21:44

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