ウィキリークスの衝撃 ? !
『ソラリス』面白かった。作者の意図に沿うような映画は、今日なら作れる…かも。
ソラリスの海は、いろんな解釈がされてきた。この小説は最後は神とは、人間とはという問いに収斂する。ただし、欠陥だらけの人間には理解不能な神。ロシア(ソ連)やドイツなどに蹂躙されてきたポーランドの歴史土壌も精神の背景にありそう。
→ 近所をうろつく野良猫。その縄張りは、やたらと広い。
カール・リヒターのバッハのテープを茶の間で。家捜ししてたら、見つけた35年ほど前に入手したもの。懐かしい。
今日は、病院で検査。CTやら頭蓋の画像撮影やら。検査(診断)結果は、一ヵ月後だって!
せっかくなので往復の列車や待合時間に、バルガス・リョサの『緑の家』(木村 榮一 訳 岩波文庫)を読んでいた。帰宅までに半分(上巻)を読んだ。
NHKの「クローズアップ現代」でウィキリークス(Wikileaks)の活動を知る。イラク戦争の真実の一端がやっと日の目を見る。ベトナム戦争は、ジャーナリストが頑張ったから、反戦運動が燃え盛った。その再現は…。
「Wikileaks - Wikipedia」
← バルガス=リョサ【作】〈Vargas Llosa,Mario〉『緑の家〈上〉』(木村 榮一【訳】 岩波文庫) 「砂の降りしきる町の娼館「緑の家」、密林の中の尼僧院、インディオの集落など、広大なペルー・アマゾンを舞台に、豊潤な想像力と現実描写で小説の面白さ、醍醐味を十二分に味わわせてくれる、現代ラテンアメリカ文学の傑作」という。砂の降りしきる…ってのが、効いている。
ウィキリークス(Wikileaks)は、匿名による政府や、企業、宗教に関わる機密情報を公開するウェブサイト。イラク戦争でのアメリカ軍の誤った爆撃の動画は衝撃的。…もしかして、わざと間違えてイラク人を攻撃してた?
ウィキリークス(Wikileaks)の代表は、ジュリアン・アサンジ氏。かつては世界的なハッカー。いまや、反権力の闘士?
ウィキリークス(Wikileaks)は、アメリカ軍についての膨大な情報を世界に公表した。次はロシアや中国だって。こちらは、応援したい。
→ 陽光に映える「富山城」。もしかしたら、まだ、天守閣を上ったことがない?
「現在、Wikileaksは、中国政府の反対者と、台湾、欧米、オーストラリア、南アフリカのジャーナリスト、数学者、ベンチャー企業の技術者によって運営されている」とか。
ブッシュ前大統領のアメリカが仕掛けたイラク戦争は、異常なものだった。何が一番、異常かというと、アメリカのメディア(を始め、日本はもちろん、世界の国々も)がアメリカ当局の情報を垂れ流ししていたこと。
ウィキリークス(Wikileaks)の課題はいろいろあるらしい。内部通報者からリークした情報の確かさの精査・検証とか。今後は、既存のメディアとの競合じゃなく、協力が不可欠かもしれない。
日本の記者クラブって、不思議な存在。
← バルガス=リョサ【作】〈Vargas Llosa,Mario)『緑の家〈下〉』(木村 榮一【訳】 岩波文庫) ガルシア・マルケスの『百年の孤独』ほどではないが、南米ならではの濃厚・濃密な人間世界の描写を堪能できる。
日本版ウィキリークス(Wikileaks)があればいいな。独立行政法人の活動実態とか、お役人の天下りの生の実態、天下って何をしているのか(していないのか)をリアルに知りたい。
わけのわからない宗教団体の活動実態。資金の流れ。政治とのかかわり。あるいは当局の見解や、活動への関与の実態とか、リークしてほしい。
北朝鮮の政権内部の実態などがウィキリークス(Wikileaks)で公表されるってことも、将来はありえるのか。今もいるとされる拉致犠牲者の実態がリークされ公表…という事態は想定していいのか?
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