長岡すみ子さん ありがとう!
堀田善衛のゴヤ四部作、復刊だって。品切れ状態なのを知らなかった。
蔵から引っ張り出した箱の中から堀田善衛の『ゴヤ』が出てきた。三冊。これで全部だと思ってたけど、四部作だと気づかされた。
↑ 「ライスブレッドクッカー GOPAN(ゴパン) 」(三洋電機) 「お米220gが「お米パン」1斤分の基本材料です。その他にお水と砂糖、塩、ショートニング、小麦グルテン、ドライイーストをご用意下さい。材料は、デジタルはかりなどをご利用いただき正確に計ることがポイントです。それでは、お米パンを作ってみましょう!」だって。ちょっと作り方が難しい?
残りの一冊はどこへ行った?
改めて書棚に収まっている堀田善衛のゴヤ四部作のうちの3冊の背を眺めてみたら、一巻から三巻じゃなく、第二巻から第四巻だった。第一巻が行方不明!
ユダヤ陰謀説やら小林恵子の古代史本やらロックフェラーやロスチャイルド本やら渡辺 淳一やらニューサイエンス本やら……。
小生のいう際物本の類の一例です。エロ本は、定番であって、その中に際物もあるだろうし、グッと来るのもあるのだろうと思う(際物のエロ本って、どんなものか)。
『ウィトゲンシュタイン家の人びと』を読了。一家の人びとは誰もがエキセントリック。本書の主役は、片腕のピアニストでもあったパウルのようだ。書き手が音楽家だからか。
← アレグザンダー・ウォー 著『ウィトゲンシュタイン家の人びと 闘う家族』(塩原通緒 訳 中央公論新社) 「富、才能、奇行で耳目を集めたウィーンの富豪一族を、天才哲学者の兄にして「片腕のピアニスト」であったパウルを中心に、詳細に描く傑作ノンフィクション」だって。本書を読むことで、特に若い頃、哲学者ウィトゲンシュタインをほとんど神格化していた小生としては、相対化して理解することができた気がする(…実際には、理解不能かもしれないが)。『論理哲学論考』は、純粋結晶のような本。何度読んでも(原書を読んでも)、内容が正しいかどうかより、至純な美を痛切に感じさせられる。
郷里に帰って、予想外にがっかりしているのは、案外と富山には緑が少ないこと。一戸建てが多くて、庭の緑はあるし(我が家にも!)、田畑だってそこそこあるが、いわゆる緑濃い公園が少ない。
児童公園はたくさんある。親水公園もあるし、運河もあるし、一級河川も何本もある。でも、市街地に森や林がない。広場の周辺に木を植えた公園があるだけ。その中を歩いたら、ビルの類が一切見えないというような、静かな森の道を歩いてみたいのだ。
酒の飲めない小生だが、最近、毎日、梅酒を飲んでる(お猪口一杯)。だんだん癖になって、そのうちワインを嗜むことになるかも。
ボジョレヌーボーが今日、解禁。買ったことはないが、今年は安いらしいし、ロゼを買ってみようかな。
母の葬儀で弔辞を読んでくださった長岡すみ子さん、ありがとう!
← 長岡すみ子『恋おわら/お小夜雪慕情』(ビクターエンタテインメント) 「北陸特有の情緒に満ちた詞とメロディー」! 美人。声がいい。癒される。
家の中、整理していたら、長岡すみ子さんの生写真が出てきた。母が長岡すみ子さんの会に入ってて、お世話になっていたのだ。
町内でも母を初め、何人もが長岡すみ子さんの会に加わり、活発な活動をしていた。この夏の母の葬儀にも、どこで訃報を耳にしたのか分からないが、忙しい中、駆けつけてきてくださった。葬儀会場の入り口で、長岡すみ子さんに急遽、弔辞をお願いし、快く引き受けてくださった。
改めて、ありがとうを言わせてもらいます。
民謡歌手の長岡すみ子さんの歌声がいい!
生写真を机の上に!
お役人さんの無責任さを痛感させられます。風が吹くと勝手に思い込むとか、雷の調査をマニュアルにないからしないなんて、自腹だったら、絶対、しないはず。
国から補助金(予算)をもらうから、どんぶり勘定でやっちゃうんだろうなー。失敗(赤字)でも、懐が痛まないってことか。
理研らがとうとう閉じ込めに成功したという水素の「反物質」! ちょっと前まではSFか夢物語だった。こうなると、反重力も可能なのか?
そもそも宇宙が反物質じゃなく物質で出来ていること自体が謎なのだ。
「理研らがとうとう閉じ込めに成功したという「反物質」とは一体なんなのか?」
そもそも、不思議なことに、地球上の生物が使うアミノ酸は左巻きのみであり、ヌクレオチドは右巻きのみってのも、謎。原始の海では、両者が混在してたのかな?
お米でパンってのが、ようやく身近になりそう。ナショナリストを自負するなら、国産の、特に米をもっと食べないと。
お米を元にパンにする機械が、店に備えるレベルまでの値段になってきた。もう一歩だ。
「三洋、“世界初”米から米粉パンが作れるホームベーカリー「GOPAN(ゴパン)」 」
「ライスブレッドクッカー GOPAN(ゴパン) 」(三洋電機)
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コメント
> 内容が正しいかどうかより、
ですよね。
> 至純な美を痛切に感じさせられる。
ですよね~。
ほんと痛みを感じます。
不器用ですよね、ど不器用です。
たまには調子にのって嘘くさく書いてもいいのですよ、と言ってあげたくなります。
内容なんか分かりませんけど、
そんな僕にでも痛みが伝わります。
法政大学出版局の訳で、ベートーベンの月光と、麦焼酎。
最強だろうな~、この組み合わせ。ベタですが、強烈にストイック。
実は、まだ仕事中なんです。
早く帰りたくなってきましたよ~。
投稿: 青梗菜 | 2010/11/18 22:26
青梗菜さん
不調なのは、誰の目にも明らか、でしょうか。
07年の末からは、あれこれあって、ブログの内容もかなりゆったりめになっていると思うのですが、いかがしょう?
パソコンの調子が悪いのは事実なので、ネット検索もほとんど使えないし。
それでも痛みが伝わっているとしたら、しかも、それが戦略だったら、凄いのですが、残念ながら、そうでもないみたい。
まあ、ペダンチックでも、これしかないってのは、仕方ないよねー。
投稿: やいっち | 2010/11/20 22:15
あらまあ…。
> ほんと痛みを感じます。
そこから5行は、ウィトゲンシュタインのことでした。
語るに落ちる、とはこのことですね。
で、そうですか、国見さんの痛みですか~。
よそ行きの文章にして、公開するなら、
僕はエンタテインメントとして読むわけで、
痛みがあったとしても、その表現も愉しむ訳です。
痛みも、芸風です。
ペダンチック、になりますね。
国見さんはまだ親切です。
僕なんか説明は一切省略、読む人のことは考えません。
不愉快だろうな、スノッブくさいな、と思いつつ。
投稿: 青梗菜 | 2010/11/21 20:35
青梗菜さん
小生らしい、勘違いですね。
読解力のなさがまたまた露見しました。
青梗菜さんの目には、スノッブに見えてならないんだろうなって、つい、感じてしまいました。
まあ、痛みらしいものが感じられたとしても、大人気のサイトってわけじゃないし、誰であれ、高みの見物を決め込んでもらえたら、というか、覗きに来てくれた、それだけで御の字なのです。
投稿: やいっち | 2010/11/21 21:41