自分本位へ徐々にシフト
今日、母の喪明けである。
晴れて、肉食ができる!
が、そんな時に暗雲が。
翌日を母の四十九日を迎えるという土曜日、父の姉が永眠され、日曜日は通夜、今日月曜日は葬儀だった。
どちらも恙無く終わったのだが(当然、小生は今回は会葬者の一人に過ぎなかったのだが)、親戚筋の不幸が続くというのは、湯鬱なものである。
年代はどなたも80歳以上で、土曜日に亡くなられた方も、今年米寿となられたわけで、天寿を全うされたと思えるだけでも、辛さは少しは和らぐ。
暗雲の一つは、歯の治療。
週に一度しか予約できず、治療は遅々として…。
歯の調子が悪く、固いものが食べられない。
日曜日までは、母の喪の期間だったし、どうせ精進料理しか食べられないし、掛けソバやら冷麺やらソーメンやら、ご飯モノもお茶漬けだったり、納豆(無論、ひきわり納豆)を掛けてのご飯、オカズもメカブや豆腐といった具合。
母の服喪の時が終わったら、外食などして、町のラーメン店であのラーメンを食べようとか、家で肉野菜料理を炒めて食べようとか、まああれこれ期待に胸を弾ませていたわけである。
それが、歯の治療が長引いて、今日、何か肉食しようと思っていたのが、あてが外れてしまった。
歯が不調でも、家でなら、とりあえず柔らかいものを選んだり調理したりして、工夫すれば何かしら食べられる。
しかし、通夜や葬儀で、その後の法要の際に振る舞われる、(肉類が含まれないとしても)立派なフルコースの料理の大半が、上手く噛めなくて食べられなかったのだ。
口の中で、ほとんど、千切るようにして細かくし、あるいは擂り潰すようにして、喉に流し込む。
過日の日記に書いたように、帰郷して今までは父母をメインの生活だった。
アルバイトにしても、日中は家での雑事があるので夜のバイトを選ぶしかなかった。
でも、これからは自分のことを(も)メインに据えて生活していく。
その一環として、体のメンテナンスをする。
事情があって、入院しての治療は、来月以降に延びてしまった(親戚の家の法事(四十九日の法要)やら遠くの親戚の方が父のお参りにわざわざ来てくれるので、その(やや大袈裟だが)接待をしないといけない。
我が家の主として、参加したり迎えたりしないわけにいかない。
そこで、まずは手っ取り早いところで、歯の治療をと思い立った。
通いだしたのは、先月末。
自分のつもりでは、母の喪明けまでには治療が終わる見込みだった(勝手な見込みで、根拠がなかった)。
それが、まだまだ続きそうなのである(何処まで歯が悪いのか…というより、予約が週に一回だけなのだ)。
上記した用事が終わったら、今度こそは(何があっても)別の体の部位について、入院治療をする。
今までのバイトでは、生活費など稼げないし、何か新しい仕事を探さないといけない。
でも、その前に、今のうちに体について、直せる部分は直しておく。
どこまで人並みに近づけるか分からないが(検査してみたら、想像以上に悪いかもしれない…)、とにかく、田舎の町の世帯主としての近所(親戚)付き合いもこなしつつ、今後は、ある程度は自分本位に生活していきたいのである。
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