ホイットマンを早く読みたい!
[本日は、オール、ツイート集!]
寒くなったので、久しぶりに台所でガスを使って料理。麻婆豆腐(丼)。三ヶ月ぶりの火を使っての調理だ。
今度の事件で、日本において日米同盟の大切さが教訓として残った? 政府は、本土や特に沖縄での世論の変化を期待し、普天間基地の移設を後押しすることを目論んでいるのでは、と憶測する。
← ジョナ・レーラー著『プルーストの記憶、セザンヌの眼―脳科学を先取りした芸術家たち』(鈴木 晶【訳】 白揚社) 副題を読むと、安手の脳科学本がまた一冊と思われかねないが、読み出したら最新の脳科学の知見が随所に盛られてあって、読み応え十分。大好きなジョージ・エリオットについても、改めて理解を深めさせてもらった気がする。エスコフィエの章を今、読んでいるが、フランス料理を再認識させられている。ホイットマンについても、ソローと似た傾向の表現者(思想家)といった勘違いを糺してくれた。ホイットマン、読む! って、本書、まだ読み始めたばかりだった。
抗鬱薬の効き目って、脳の神経再生を刺激する効果だとか。「うつ病は、突き詰めれば、新しいニューロンの量が減ることが原因で起こる」という。
オーギュスト・エスコフィエって有名人?
オーギュスト・エスコフィエについての紹介、読んでいる。これ読んで、フランス料理に興味を持った。肉を焼いた際、フライパンの底にこびりついた焼け焦げ。これをも徹底して生かしてソースに。
本の中では、オーギュスト・エスコフィエとは、池田菊苗が並び称されている。料理人として、ではなく、酸甘塩苦の4基本味以外の味成分を「うま味」と命名し、それがグルタミン酸だと発見した人として。フランス料理のソースも「うま味」も共通するのは、グルタミン酸。案の定、「味の素」に繋がる。
池田菊苗って、「ロンドンに滞在中、夏目漱石と同じ下宿に住み、以降親交を持つ」、だって。そういえば、思い出した。
エスコフィエ、本書の中では、プルースト、エリオット、セザンヌ、ウルフ、ストラビンスキーらと同格の扱いをされている。確かに食は、音楽や文学と並ぶ芸術でもあるか?
本書を読んで、ホイットマンに思いっきり、興味を抱かされた。『草の葉』なる題名の意味を、小生、勘違いしていた。ソローじゃないっての。
(そのソローも、ホイットマンを激賞してた。)
ホイットマン、確か、夏目漱石が紹介していたような。でも、その時は全然、感心しなかった。
個人的には、大食いをネタにするなんて、好きじゃない。それより、利き酒とか、利き水とか、味わいそのものを大事にする、そんなネタなら感心するかも。
ホイットマン、「ブラム・ストーカーにも影響を与え、ドラキュラ伯爵のモデルとなった」だって。初耳。ますます興味が掻き立てられた。
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