泰山木だって容赦しない
四十九日の(納骨)法要のための準備の日々が続いている。
昨日は、日記を書けなかったが、法要に参加していただく方々への確認作業(ほとんどが電話だが、中には連絡が付かず、車でお願いに行ったりもした)に追われていたのだ。
それにお昼前の一時間あまりだけだが、庭木の剪定作業(…実際は伸びすぎた枝葉の伐採作業に過ぎないが)や草むしり作業も連日、続けている。
炎天下、脚立に登って伐採したりするので、わずか一時間程度といっても、結構、ハードで、麦藁帽子を被り、その下には襟や顔を直射日光(や枝葉、蜘蛛の巣)から守るため、手拭い、上下は長袖の上着にズボン、長靴といった完全装備である。
無論、手はウレタンのグローブ。
三十分も夢中で作業してると、体が悲鳴を上げてきたりする。
軟弱な体。
そうそう、熱中症が怖いので、作業に入る前には、スポーツドリンクをグイッと一飲み。
野放図に育った松や杉は、巨木とは言えないまでも大き目の脚立に登っても、天辺どころか、何分目ほどの高さの枝葉にさえ、剪定ばさみが届かない。
当然、刈り上げられるのは、中途までで、途中まで刈り上げ、その上は枝葉の伸びたまま放置と、最高に格好悪い伐採の仕方である。
実際には杉には全く触れることが出来ず、二本ある松の半ばほどを刈っただけ。
杉は手付かずだが、今日は泰山木を退治した。
退治というと、大袈裟だが、やたらと生い茂る枝葉のうち、4分の1ほどは、バッサバッサと断ち切ってしまった。
明日は富山へ再接近するという台風はともかく、ちょっと強い風が吹くと、泰山木のでっかい葉っぱが庭中に散ってしまうのだ。
これで剪定作業も三日目だが、庭の半分も手が付いていない。
裏の畑は、昨日、投げやりな気分で、ノコギリで一部を根っ子近くで切り倒し、薙ぎ倒してみたが、焼け石に水ほどの効果もあるはずがない。
ただ、昨日の午後、束の間だが集中豪雨に恵まれて、カンカンに乾いていた土壌が、草木が潤ったのがちょっと救い。
樹木も草も生き返ったような緑。
土も、翌日の今日になっても、水分を含んでいるようで、黒っぽい。
滅多に降らない雨だからと、土も含んだ水分を易々とは逃さないでいるようだ。
土が軟らかくなり、腰高にまで育ってしまった雑草も引っこ抜きやすい。
なんがかんだいっても、今のペースなら、綺麗には刈り取りや伐採はできなくても、散切り頭風な、大雑把な刈り上げ庭や畑には出来るだろう……と思う。
お墓掃除も法要の日までに、あと一回くらいはやっておく必要がある。
家の相続に関する雑務も、ほとんど手付かず。
四十九日の法要までには、雑用は済むと、一般には言われているらしいが、一人ぼっちの小生にはそんな常識は通じない。
マイペースでやっていくしかないのだろう。
いつになったら、家の内外の課題に付いて、目途が付いたと思えるだろうか。
…もっとも、こうした雑用が大よそでも済んだりしたら、父母が不在となったことを改めて心に痛く感じるのだろう…か。
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コメント
剪定・雑草取り等何故業者に頼まないのですか?
シルバーさんだと思ったより安くとても綺麗に丁寧にしてくれますよ。
投稿: | 2010/08/11 22:56
アドバイス、ありがとうございます。
お墓掃除も剪定作業も、シルバー人材センターに頼めば、良心的な料金でやってくれると聞いたことはあります。
実際、お墓掃除も依頼しようとしました(お盆前後は混むので、間に合いませんでした)。
選定作業、実を言うと、親戚の方の中にも、協力を申し出てくれる方がいたのです。
でも、苦労はするし、出来栄えは情けないモノになると分かっているのですが、可能な限り、自分でやろうと思っているのです。
(樹高の高い樹木については、後日、誰かに頼むかもしれない。)
まあ、日記では苦労したと、愚痴めいたことを書いているものとご理解くださればと思います。
投稿: やいっち | 2010/08/12 20:58