誤植・校正ミスは目に付くもの
家人の転院騒動(伴って生じる、新たな買物)や、詳しい検査結果に基づく今後の治療方針の打診など、身辺は慌しい。
今日は、とうとう一睡もできないまま一日を過ごす羽目になった。
日中というのは、大概の人には昼間なのであり、活動の時間帯なんだろうけど、(夜中にバイトする)小生には、せめてそのうちの数時間は、仮眠に当てたい。
でも、事情がそれを許さない。
頭が、体が熱っぽくなってボーとしている。
← 岡田温司著『フロイトのイタリア』(平凡社刊) 平成21年「読売文学賞(評論・伝記賞)」を受賞ということで、昨年、ちょっと話題になった。フロイトの本に少しは親しんできた小生としては読みたい本だった。ようやく手にしている。
今日も、本を横目に(実際、ほんの少しでも待ち時間などがあったら読もうと、車中にも本を携行したのだった)、雑事に追われてしまった。
今日も数頁、やっと目にしただけ。
まあ、今が、そして今からが一番、正念場なんだから仕方ないけど。
その透き間を盗むようにして、水シャワーを浴びた。
銭湯へ行く余裕が(時間的にも経済的にも)ないので、自宅の風呂場で水浴びするしかないのだ。
それでも、スッキリする。
五月のように、浴びる最中から寒くて体が震えるってことはなかった。
[以下は、今日のツイッターでの我がツイートから。]
今日、昼前、水シャワーに挑戦。浴びた瞬間、心臓が止まるような、息が詰まるような冷たさを感じるけれど、なんとか、髭剃りも含め、無事、やりきった。これで夏に向けて、水シャワーの見通しが立った。
岡ちゃんつながりというわけではないが、今日から岡田温司著の『フロイトのイタリア』(平凡社刊)を読み始める。我がフロイト。昨夜半過ぎに読了したハロルド・ヘルマン著『数学10大論争』(三宅 克哉【訳】 紀伊國屋書店 )は、面白かったけど、誤植(校正ミス)が目立った。
ハロルド・ヘルマン著『数学10大論争』(三宅 克哉【訳】 紀伊國屋書店 )の誤植(校正ミス)で、一番、ひどかったのは、「喧々諤々」(けんけんがくがく)。言うまでもなく、二つの言葉が混同させられている。
二つの言葉とは、「侃々諤々(かんかんがくがく)」と「喧々囂々(けんけんごうごう)」。結構、クイズ番組にも採り上げられるし、校正をする方なら、慎重に確かめるはず。
それから、ラッセルの、「Theory of Types」って、小生が知っている訳書だと、大概(全てと断言するつもりはない)、「階型理論」と訳されている。でも、本書では「Type」が「型」とされている。どうにも違和感を禁じえない。間違ってはいないのだろうけど。
面白い本だから、尚のこと、細部の誤植にガッカリさせられるのだ。それはそれとして、今日から読む岡田温司著の『フロイトのイタリア』(平凡社刊)には期待。高校時代からフロイトの本(世界)はずっと気になってきていた。今、改めてフロイトの世界を俯瞰してみる。イタリアの魅力。 「フロイト事始、あるいはダリやキリコから」や「フロイト/イエンゼン共著『妄想と夢』」参照。(10/07/01 作・編)
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