雨のちフラダンスショー
今朝未明の仕事は、雨との戦い。
といっても、実際に雨が降っているわけじゃなく、今にも泣き出しそうな空との、つまりは、時間との戦い。
前夜の予報では、夜半から朝方の六時頃までずっと雨のはずだった。
夜半過ぎの一時半頃に外の様子を窺った限りでは雨は降っていない。
← 家人の療養している病院へ行ったら、誕生会が行なわれ、その中でボランティアの方々によるフラダンスショーが催された。サンバやベリーダンスのショーは東京で何度となく観たけど、フラダンスの演舞は初めて。ゆったり優雅で、南太平洋の暖かな海と真っ青な空と緑豊かな島を連想させる。
しかし、家の中に居ても、湿気の凄さは嫌というほど感じる。
いつ、雨が降り出してもおかしくない空模様。
逸る気持ちを抑えつつ営業所へ。
あまり急いでいっても、配達するブツが営業所に届いていない可能性がある。
また、土曜日は営業所でブツに折込を挟む作業があるし、いずれにしろ、土曜日はブツの一つ一つが分厚い。
なので、バイクに積み込むのも大変である。前籠も後ろの二台も荷物が山盛りとなる。
とりあえず、バイクに積み込んだはいいが、空は怪しい。
いつ、雨がポツポツ来るか、ドキドキハラハラ。
バイクのハンドルにプロテクターが付いていないので、雨が降ると、グローブが濡れる。
すると、配るべきブツを手にした瞬間、濡れてしまう。
せっかく、ビニールで覆ったり、あれこれ気遣っても、最後の最後、家の前でブツが濡れちゃう。
自分の体が濡れることなんて、今の時期、寒くも冷たくもないので平気である。
なによりも、ブツを大事にしているのだ。
途中、細かな雨滴がヘルメットのシールド(風防)を叩く。
ああ、とうとう降ってきたのか…。でも、本降りにだけはならないで! と祈るような気持ち。
焦る気持ちを堪えつつ、配り間違えないよう、バイクの運転をミスらないよう、慎重に慎重に。
それでも、雨は、傘を差すのを迷う程度の降りのままに推移してくれた。
全てを配達し終え、ゴム引きのシートなどを片付け始めたら、雨が傘が必要なほどの降りになってきた。
でも、もう、いいのだ。
あとは野となれ山となれじゃないが、営業所への帰路に雨が降ってグローブや雨具を穿いていないズボンが濡れたって構うものか!
営業所にバイクや回収した新聞を戻し、車に乗り込む頃には雨、雨。
というわけで、ギリギリ、雨には見舞われずに済んだ配達となったのだった。
ラッキー!
[以下、ツイッターでのツイートの数々。昨日から今日の夜までの分。]
マーク・ローランズ著の『哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン』を読み始めている。ユニーク。オオカミと同居するってのは、ほぼ常時、オオカミと生活を共にする覚悟が必要だって。オオカミは30秒も主が離れることを我慢できない!
オオカミと一緒に暮すことを決めた日から、哲学者の生活は一変した。決してオオカミに引きずられているわけじゃないけど、家では勿論、教壇に立つときも、オオカミが傍に居る。オオカミは自分がリーダーになるか、リーダーに従うかの二者選択。中間などありえない。
教壇で哲学者のローランズが学生達に哲学に付いて講義する。彼の脇には、ということは、教室の前、教壇の隅にはオオカミが居座っている。笑っちゃうのは、講義がつまらなくて学生達のあくびが出そうなときは、オオカミが遠吠えを始めるってくだり。オオカミが一番、学生の気持ちを分かっている?
と言いつつ、まだ冒頭の二十頁ほどを読み齧っただけ。筆達者だし、面白い読書体験になることが期待できそう。この本が広く読まれて、世間の誤ったオオカミ像が一変したらいいな、なんて、まだ、そんな呟きは早すぎるか?
← マーク・ローランズ著『哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン』(今泉みね子 白水社) この頁(「白水社 『哲学者とオオカミ』」)で、ちょっと立ち読みすることができる。多分、いい文章だと感じてもらえるだろう。「わたしが人間の定義を一言で表現しようとするなら、次のようになるだろう。「人間とは、自分自身について自分が語る所説を信じる動物である。人間というのは、根拠なしに軽々しく信じやすい動物なのだ」と。」
今夜は久しぶりにカレーライス。インスタントだけど、ホタテを加えて手作り風に。東京在住時代、よく作って食べたっけ。
久しぶりにシュトラウスのワルツ、聴いてる。心地いい。
村上春樹さんの昨年から話題の小説、まだ一冊も読んでいないうちに、もう、続篇の構想という話が新聞に載っていた。そろそろ、読み始めるか。
まさか、家人の療養先でフラダンスショーを見るとか。ゆったり優雅で素敵だった。じっくり観たかった。
家人が嫌いなので作るのを控えていた麻婆豆腐。久しぶりに作った。中辛で。美味しかったけど、麻婆豆腐のタレって、三人分パックなんだなー。それを強引に一人で。
岡田さんの「フロイトのイタリア」、楽しんでいる。フロイトにとって、エロスの世界だったんだなー、イタリアって。地中海。
(10/07/03 作・編)
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