紫陽花や雨の音さえやわらかに
富山もすでに梅雨入りし、今日も午後から雨に。今も雨は降り続いていて、明日の日中くらいまでは雨は止まないという。
今朝、バイトの途中、紫陽花を見かけたこともあり、我が家の紫陽花も咲いているかな、なんて思った…のだが、確かめるのをすっかり忘れてしまっていた。
← 昨年の6月23日の日記に載せた紫陽花の花の咲く裏庭の光景。(「紫陽花の雨に降られて背伸びせん」参照)
小生、紫陽花という植物の醸す風情が好きである。
梅雨は嫌いだが、唯一、紫陽花の花を見るとホッとする。
そんな小生なので、「紫陽花」に絡む小文も幾つか書いてきた。
紫陽花を見つつ、思うこと、感じることをあれこれ書き綴るのもいいが、肝心の「紫陽花」については、新たな知見を得たわけではない。
雑文を数多く作ってきた、弊害(?)を一つ挙げるとすると、自分の関心を惹くような題材に関しては、大概の(無論、自分の感性や能力・想像力の及ぶ範囲に限るのだが)ことは書いてしまっていて、何か目新しいことを付け足すのが次第に難しくなるということ。
まあ、それだけ、書くのが遣り甲斐になるということかもしれないが。
以下、「紫陽花」に絡む雑文の数々である。
「梅雨のあれこれ(紫陽花編)」(03/06/12)
『万葉集』に紫陽花が扱われるのは、二首だけ。
「アジサイ」と「紫陽花」とがいつ、結び付けられたのか。
「季語随筆拾遺…紫陽花と雛罌粟」(2005/05/30)
紫陽花は、土壌の酸性度に微妙に影響され、「アジサイの色素が酸性の土壌では青色が強くでて、中性、アルカリ性 の土壌では赤色が強くでることに起因していると」考えられている(但し、異論あり)、などなど。
「シーパラダイスで紫陽花」
「紫陽花のこと」(04/05/22)を転記。
紫陽花という花の名の語源
本稿にて、「遠い昔、誰かが道端に咲く可憐な小花の花を見て、思わず、「あ、ちいさい!」と叫び、それがいつしか語呂上、転訛して「あ、ちさい」「あじさい」となったのではという推測を」初めて披露。
「紫陽花の下に死体が埋められていて、そこの紫陽花だけが違う色を発してた・・・というような小説」の作家は誰か。
「紫陽花のこと…七変化」(2005/07/03)
紫陽花には、「七変化」、「手毬花」のほかに、「額の花」という呼び名もある。
「紫陽花の花言葉は…移り気」(2006/05/19)
「紫陽花ばなし?」(03/10/01 記)
「紫陽花の雨に降られて背伸びせん」(2009/06/23)
(10/06/15 作)
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