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2010/06/29

眠れぬままに読書する

 家人のことで、あれこれあって、気忙しいし、実際、慌しい。
 ちゃんとしたブログの記事(日記)が書けないで居る。

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← 「ホタルブクロ」、だろうか? 和紙のような白さ。雨に濡れて一層、白が眩い。


 ツイッターでのツイートですら、以下の数件だけ:

最初は曇り、途中からザーという大雨に。なので、途中までバイクだったのを、営業所に引き返し、荷物を積み替え、残りを車で。最悪のパターン。バイク(の手)にプロテクターが付いていたら、途中からの雨でもそのままバイクで続行していたのだが。我が営業所は、プロテクター、つけてくれない。

やっぱり、ミック・ジャガーいたんだね。何処かで見た小父さんだなって、ずっと思ってたけど。

(厳しい?)処分を前提に、名古屋場所開催決定の方向らしい。名古屋場所が終わってから、さらに野球賭博に手を染めている人が出てきたら、一体、誰が責任を取るのか。

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→ 一昨日の早暁、朝焼けの空。雲の形が面白い。

 それでも、少しは読書している。
 読んでいるのは、ハロルド・ヘルマン著の『数学10大論争』(三宅 克哉【訳】 紀伊國屋書店 )である。
 少なからぬ方には毛嫌いされている数学だが、実に人間臭い世界であることは、数学に絡むエピソードなどが好きな小生、知っていて、上掲書に書いてあるエピソードも、かなりな程度、ああ、知っていると思う。
 でも、最高度に抽象性の高そうな数学の世界の人間ドラマは実に面白いのだ。
 読み出すと頁を捲る手が止まらなくなる。

 よく、そんな読書する時間がある?
 実のところ、寝床についても、よく眠れないだけ。
(十歳の頃からの頑固な睡眠障害に加え)バイトもあるし、翌日のあれこれもあるし、早く寝なくっちゃって思ってるんだけど、ついつい、部屋の灯りを灯し、傍らのテーブルに置いてある本に手が出る。

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← ハロルド・ヘルマン著『数学10大論争』(三宅 克哉【訳】 紀伊國屋書店 ) 「師弟、友人同士、兄と弟、そして父と子まで―数学史の舞台裏で繰り広げられた知られざるドラマ」ってな本。

 数頁、読んでは、まずいと思い、本を閉じ、灯りを消す。
 なのだが、眠れず悶々として、ええい、もう少しだけ、読んじゃえと、また明かりを点けて本を読み出し、やはり、まずいだろうと思い直し、電灯を消して、そんな繰り返しを昨夜は何度、繰り返したことだろう。
 家人の入院費用のことなどなど、(自分の体調のこともあるし)、あれこれ思われて、眠れない夜を過ごし、日中はスッキリしない頭に苦しめられる。

                            (10/06/28 作・編)

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コメント

面白そうな本です。
数学界については、とある推理マンガで情報を得ているくらいですが。
寝るのをよそについつい本を読み進めてしまう気持ちも分かります。

投稿: 葉森木霊 | 2010/06/29 18:09

葉森木霊さん

この本、面白いです。
数学者という、一般人には一番、縁遠い雲の上の存在。
なのに、実に人間臭い世界。
あれこれ心配事を抱えているのに、没頭できるのも、現実から一番、遠いからかな。
いや、とんでもなく偉い人たちなのに、雲の上で苦しみ悩むってことに安堵している、のかな。

とにかく、面白いですよ。

投稿: やいっち | 2010/06/30 20:59

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