草むしり命を愛でると言うは嘘?
数日前から読み始めているハリマ・バシール/ダミアン・ルイス著『悲しみのダルフール』、話はいよいよ佳境に入りつつある。語り手のハリマの村もダルフール紛争の渦中に呑み込まれて…。
当然、これからが本書のメインなのだろうが、仮にこの手前で話が途切れていても、なかなかドラマチックで読み応えがあって、印象的な読書体験となっていたろう。
記憶力が抜群ということもあって、生活の細部や様々な人たちとの交流の様子がありありと描かれていて、渡る世間は鬼…なんとかをもっと広い見地に立って描いているような面もあったりする。
とはいっても、まだ、本書を半分ほど読んだだけだが。
← 今朝未明、仕事の手をちょっと休めて。朝日の登りつつある光景に見惚れていた。まだ四時半頃だったはずだが、随分と明るくなっている。
一昨日より、今年も草むしり作業のシーズンに突入。
二日間で、畑の半分近くの草むしりが終わった。
庭などは一切、手付かずなので、敷地全体からしたら十分の一にも及んでいないのだが。
ツイッターでも書いているけれど、草むしりなどをしつつ、雑草のことがあれこれ思われてならない。
自分が雑草だから?
そんな逞しさはないが!
って、雑草が逞しいってのも、一つの固定観念、人間の勝手な思い入れに過ぎないのだろう。
そもそも雑草というのは、人間の生活圏での植物相の一形態なのだから、雑草を語るにも、一筋縄で行くはずがないのだ。
[以下、例によってツイッター発言(投稿)集である。昨日の夜から今日の午後の分。上のほうほど、新しい投稿。リンクや()内のコメントは、ブログにアップするに際し、付したもの。]
→ 写真では黄緑に輝く葉っぱの生命感を伝えきれないが、今年は花に元気がない一方、カエデなどの樹木の緑が濃いように感じる。気のせい?
草むしりすると、いつも感じるのは、雑草とそうでない花との違い。見栄え? 名前? 実用性? ギリギリなのがタンポポか。路傍や野原に咲いていると可憐。でも、敢えて植えて育てる人って少ない気がする。まあ、畑だと野菜など意図的に植えたもの以外は邪魔ってことだろうけど。庭だと迷う。
今日も草むしり。一時間半ほど。二回目。これで畑の半分終了。足腰が痛む。腱鞘炎気味の腕の痛みが今夜は疼きそう。…さて、草むしりを終えたら、畑、どうしよう?
今朝未明は星が一杯。月光が清かだと、星の数は少なくなるが、三日月だったので、星屑眩い夜になったのだろう。そんな夜も四時前には透明感を帯びだし、澄明な朝の到来の予感を漂わせ始めていた。
有名人が、数千人にフォローされているのは分かるとして、何千人をフォローする人って、分からない。そもそもフォローしきれないのでは? だって、読めないじゃん?
自分の体験からすると、禁煙して味覚が鋭くなった気がする(普通程度に戻っただけかもしれないけど)。食べ物も美味しいけど、一番、印象的だったのは、空気の美味しさ(勿論、綺麗な空気に限るけど)! ただ、禁煙の結果は、個人差は大きいのかも。
← 仕事を終え帰路に付く。例によって朝焼けの始まりつつある東の空を横目にしつつ。
人が純粋に平等足りうるのは、生れる前か、死んだ後だろう。といっても、それを保証できるわけもない。…むしろ、平等でないことを愛でるべきなのか。しかし、自分はそこまで出来た人間ではない。
「雑草をめぐる雑想」
「ど根性雑草とは呼ばれない」
「「雑草をめぐる雑想」再び」
「帰郷して待っていたのは草むしり」
「水仙を植えたわけは」
「太陽と風雨と土と命と」
「梅や殖やせや.花を !」
「ポストに悩む日々?」
「ヒマワリやめげずに太陽目指すべし !」
「草むしり」
「「野原のことなど」再び」
「「瘴気」の沙汰 ?」
「狐の牡丹…雑草のこと」
「ムスカリ.商品説明は読みましょう !」
「黄砂に抱かれて草むしり !」
「路傍の草、子規忌を想う」
「闇に浮ぶ赤い花」(創作)
「草むしり」(創作)
「肝心の畑は荒れ放題」
「アオガエルは瞑想を誘うけれど」
「山口啓介の『原植物』」
「日の下の花の時」
「花びらをめぐる雑念」
「坂口安吾著『桜の森の満開の下』」
(今回、雑草(草花)関連の記事(日記)を検索してみたが、その数に我ながら驚いてしまった。頑張ってリストを作ってみたが、全部は網羅しきれない。如何に雑草…草むしりに滅入っているか分かろうというもの。植物一般で検索したら、この数倍の数の拙稿があるかも!)
(10/05/08 作・編)
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