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2010/05/27

恐怖のミイラを奏でたミュージカルソー

 ひょんな話の流れから懐かしい楽器を思い出した。
 それは、ミュージカルソー
 懐かしいというのは、小生の個人的な感懐で、西欧では馴染みの楽器であり、日本でも人気が出つつあるという。

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← Natalia Paruz「Hark! An Angel Sings」(Arioso Records)

 懐かしいというのは、下記するツイート(呟き・投稿)でも書いているが、小生にとってはホラーのドラマとしては一番、怖かった「恐怖のミイラ」のテーマ音楽か何かで流れていた音楽で使われていた楽器「ミュージカルソーMusical Saw(別名ミュージックソー のこぎりバイオリン)」が今も印象的だからである。
(「ミュージカルソー」じゃなく、「テルミン」では、というご指摘が! コメント欄を是非、ご覧ください。)

 ただ、この「恐怖のミイラ」の音楽担当は、小川寛興さんなのだが、音楽についての詳しい説明を記したサイトが見つからない。
 なので、楽器の名称その外について、正確な知識を持ち合わせていない。
 あの独特の音が今も心に刻まれている気がする。音だけは耳に残っているのだ。
 何年か前、テレビで久しぶりにこの楽器の演奏を見聞きする機会に恵まれたのだが、生憎、楽器名を覚えていない。情けない!
 ただ、例えば、「Hark! An Angel Sings」で演奏を聴いてみる限り、ミュージカルソーだと思う。

 小生にとっては、ミュージカルソーは「恐怖のミイラ」を印象付けられているが、本来は、ミュージカルソーはもっと豊かな世界を持っていることを本稿を制作していて再認識させられた。

 たとえば、この楽器については、「ミュージックソー」もいいが、「hayatoの響音窟 - 楽器の風景 - ミュージカル・ソー」なる頁がとても参考になる。いろいろ教えてくれるし、音も聴かせてくれる。
 また、「都家歌六ホームページ」(日本のこぎり音楽協会会長)も覘いてみると楽しいかも。

以下、ツイッター発言(投稿)集である。昨日の夜から今日の夜までの分。上のほうほど、新しい投稿。リンクや()内のコメントは、ブログにアップするに際し、付したもの。]

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← 「小川寛興:交響曲「日本の城」 (日本フィルハーモニー交響楽団, キング混声合唱団, 菊地悌子, 園田芳龍, 横山勝也, 後藤すみ子, 薗武史, 堅田喜三久, 薗広茂, 荒川マリ子  キングレコード) (画像は、「Amazon.co.jp: 通販」より)

昔、会社の同僚たちとカフェに行って、知ったかぶりしてティノーラス、食べようよ! なんて言って恥を掻いた。ティラミスだ。同じ失敗を今また繰り返しそう。ピラティスって言うつもりでティラミスと言いそうになる。そういえば、似たような言葉に、シソーラスって言葉もある。意味は、類語!


今頃だが、やはり着メロは使ったほうがいいようだ。運転中に携帯が鳴って、電話かと思ったら、メールだったりする。電話もメールも着信音が同じって、我輩だけだろうか?


天は我に味方せず! 今日も涼しいより寒いくらいで、水シャワーには辛い。頭が痒くてならないし、とうとう銭湯へ。一ヶ月ぶりの風呂? 我が体重、順調に右肩上がりです。健康そのもの?!


ホラーの対極としてコメディ番組では、「三ばか大将」が一番(ガキの頃だったから、印象的なのかもしれない)。ラリー、カーリー、モーのトリオ!


恐怖のミイラ」というドラマの音楽は、小川寛興さんが担当。ノコギリのでっかい奴みたいな楽器(?)がホラーの雰囲気を一層、盛り上げていた。楽器の名前は、「ミュージックソー」かもしれない。あの楽器の奏でる音は独特。

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← 「ミュージカルソーMusical Saw」(別名ミュージックソー のこぎりバイオリン) (画像は、「【楽天市場】鋸(のこ) 洋鋸・ハンドソー:e-農具」より)


恐怖のミイラ」というドラマの音楽は、小川寛興さんが担当。ノコギリのでっかい奴みたいな楽器(?)がホラーの雰囲気を一層、盛り上げていた。なんて楽器だったっけ。
(「小川寛興作曲 交響曲「日本の城」 エムズの片割れ」参照)


ブログで「金縛り」つながりの話題を採り上げたせいか、ふと、「恐怖のミイラ」というテレビ番組を思い出してしまった。昭和三十年代半ば頃、数ヶ月だけ。当時、ガキだった小生、このドラマに恐怖した。以後、これ以上に怖いドラマも映画も見たことがない。音楽がまた、素晴らしかった(怖かった)!


雲が溜め込んでいる陽光や月光…。雲をギューと絞ったら、雨水と一緒にドーと溢れ出して飛び散るのかなー。


雨の日でも、四時前には空が明るみを帯びてくる。分厚い雲を透かして、じゃなく、雲に陽光が溜まって、光で満ち、溢れて、その光が漏れ零れてくるよう。ああ、でも、月影も恋しい。きっと雲は、月光も溜め込んでいるに違いない。月、久しく見ていない気がする。  

 日の光月の光も雲の中   (や)

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← 「恐怖のミイラ 全集」(マクザム) (画像は、「Amazon.co.jp: 通販」より)

今朝未明の仕事の最中は、キジもタヌキもウサギも見なかった。でも、美人を見かけたから、満足!


富山…、地デジの普及率、全国一だって。自慢できること?


数日前から富山(宮崎)の川にイルカが迷い込んでいるって、今日のニュースで初めて知った。まだ子どものイルカだとか。

                              (10/05/26 作・編)

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コメント

テルミン、ぢゃないかな。

投稿: 青梗菜 | 2010/05/27 02:06

「恐怖の――」は憶えてますよ。強烈に怖かったですね。
親戚の家でこれを観て、泣いた記憶があります。

投稿: 石清水ゲイリー | 2010/05/27 07:54

青梗菜さん

「テルミン(Theremin)」なんて、全くの初耳。何かの薬みたいな名前!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%B3

40年以上も前のテレビドラマで、効果音(音楽・楽器)として、電子楽器が使われていたなんて、ビックリです。

上掲のサイトに、「一般的なテルミンの音色は純粋な正弦波に近いため、ミュージックソーに似ている。「暖かく、優しい」、「癒しになる」という人もいる一方で、そのゆらめく音色から不安や恐怖感が生まれ、恐怖映画やSF映画の効果音としても使われてきた」とあります。

なるほど、あるサイトには、「戦後ハリウッド映画の恐怖シーンのBGMとしてさかんに利用された」といった説明がありました。
なので、ハリウッド映画(の効果音)に影響され、日本でも既に使われていたってことですね。


音から小生はミュージックソーかなと思いましたが、記憶の何処かで、ミュージックソーを弾く光景を番組に関連して見たことがある…ような気がしたのです(今も)。

でも、ほかならぬ青梗菜さんのご指摘だから、小生よりは確か!

投稿: やいっち | 2010/05/27 13:21

おお、謎の詩人の石清水ゲイリーさんも、覚えておられますか。
半歩だけ、地上の人に見えてきた。

「恐怖のミイラ」、子供の頃に見ると(当時は類似するホラーはなかったし、見慣れないし)、印象に鮮烈ですね。

小生は泣きはしなかったけど、息が詰まって声が出なかった気がする。
トイレへ行くのが怖いと感じさせた初めての(恐らく唯一の)ドラマです。

投稿: やいっち | 2010/05/27 13:27

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