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2010/04/12

村上春樹訳チャンドラー『ロング・グッドバイ』を読む

 レイモンド・チャンドラー作『ロング・グッドバイ』(村上春樹訳 早川書房)をとうとう読了した。

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← 帰郷して2年余り。ようやく自前の椅子を入手。読書用…というより、オットマンもあるし、居眠り用になりそう!

 とうとう、というのは、読書に割く時間がなく、情けなくもちびりちびりと、まるでブランデーでも嗜むようjに読む羽目になったこと、冒頭の一節を読み始めた瞬間からその文章に惹かれ、読み終えるのが惜しくてたまらなくなったこと、(最後は思いっきり情けない個人的事情だが)滅多に本を買えない小生、買った本を読む貴重な機会と時間が過ぎ去ったことなどの理由の故である。

 読み終えるのが実に惜しいと感じさせた本でもあった。
 傑作を読む弊害(?)の一つは、これから読んでいくだろう、他の大概の本がつまらなく感じられそうなこと。


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コメント

早川書房から1988年に出版された『レイモンド・チャンドラー』読本を読むと、チャンドラー作品がもっと味わえますよ。
図書館にあるといいですね。

投稿: 滝川 | 2010/04/18 11:22

滝川さん

情報、ありがとう。

一応、感想文(もどき)は、以下にて書いています:
http://atky.cocolog-nifty.com/manyo/2010/04/post.html

投稿: やいっち | 2010/04/18 21:22

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