梅の木の思いも依らぬ開花かな
ジョン・D.バロウ〈John D.Barrow〉著の『数学でわかる100のこと 』(松浦 俊輔/小野木 明恵【訳】 青土社)を読んだ。
→ 雪解けで裏庭へ歩いていったら、ツツジの陰に隠れるようにして、何か、花が咲いている。梅? なんだってこんなところに? 思いも依らない場所での思いがけない開花! ま、春の到来を告げてくれているのだ、ありがたいことである。
小生はジョン・D.バロウ(の著作)のファンで、これまでも何冊か読んできた。
(ついでながら、訳者の一人・松浦俊輔氏とは相性がいいのか(生意気に聞こえたらごめんなさい)、同氏の訳される本は大概、読みたくなるし、実際、何冊も手にしてきた。)
たまたま他に読みたい本が重なっていたので、読むのが今頃になったが、まあ、楽しませてもらったのだから、昨秋出た本を今頃になって読んだのもいいことにしよう。
本書には、「いつも隣の列のほうが早く進むわけ」なんて副題が付いていることでも分かるように、「なぜ空港や郵便局で列に並ぶと、決まってほかの列のほうが早く進むように感じるのか?仲の良い二人の間にもう一人が入ってくると人間関係が崩れてしまうのはなぜ?離婚調停に双方が納得できる公平な解決策はあるのか?…ありふれた日常の出来事について、数学で考えてみる」といった趣向の本。
百の話題が載っていて、それぞれが2頁から数頁の章で成っている。
なので、大部の本を読んでいる片手間に読むには最適な本だった。
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