里山の復活はいいけれど
「『絶滅した日本のオオカミ』より」を相変わらず、続けている。
まあ、個人的な関心から、ではあるが、環境問題や絶滅を危惧される生物たちのこと、そして、里山の復活を構想する方にも無関心ではありえないと思う。
クジラの問題で、軋轢が生じている。
小生としてもいろいろ思うところがある。
ガキの頃、クジラの竜田揚げを楽しみにしていた思い出のある小生としては、暴力的に捕鯨を邪魔されることに怒りを覚える。
→ 「二胡奏者チェン・ミン(Chen Min)」 過日より、図書館で二胡奏者チェン・ミンさんのCDを何度となく借り出しては聴いている。と思ったら、今月初め、タイムリーにもNHKテレビでゲストとして迎えられていて、その活躍の一端を知ることができ、嬉しかった。 「Chen Min チェンミン 公式サイト」 (画像は、NHKテレビでの一画面)
それはそれとしても、海外では驚くべき試みがなされていることも事実なのである。
アメリカでは、オオカミをイエローストーン地区に再導入すべきか真剣に論議された。
それだけなら、環境保護活動に携わる人たちもいることだし、構想(机上の空論)として、ありえないことではないだろう。
驚くことに、反対はあったにしても(多くはハンターら)、実際にオオカミをイエローストーン地区に再導入され、順調にオオカミの頭数が増えているという。
里山を復活すべしと小生も思う。
イノシシやシカ、サルによる穀物の被害が頻繁に報告され、人家へ、人への被害もあるという。
動物達の棲み場所への人の侵犯、そして山に餌となる穀物が減った、森が疲弊している、などなど原因はあれこれ忖度されている。
でも、一番の原因(の一つ)は、生態系の崩壊にあるのでなかろうか。
シカやイノシシを一定の数にまで減らすには、オオカミを導入すべし、なんて発想は日本では決して浮かばないのだろう。
せめて、NHK辺りがイエローストーンでのオオカミの再導入の実際を取材し、現実の姿を観てみたいものである。
(「『絶滅した日本のオオカミ』より(3)」をアップしました。)
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