数学の歴史から「この世ならぬもの」を想像する
加藤文元著の『物語 数学の歴史』(中公新書)を読んだ。
物語と銘打ってあるが、随所に出てくる数式などを読解するには大学の数学科に在籍する学生でもちょっと無理で、大学院レベルの素養と訓練などが必要だろう。
それを高校三年の夏に理系への進学を断念した小生が読むのは無理がある。
でも、雰囲気は楽しめる。
← エッシャー(1898-1972)『滝』 (画像は、「Nikon 光と人の物語 脳がつくる見る世界」より。エッシャーについては、拙稿「 ケルト…エッシャー…少年マガジン」や「エッシャーの迷宮に今目覚めけり」などを参照願いたい) この絵が本書でどのような意味を持つものとして示されているかは、拙稿「加藤文元著『物語 数学の歴史』から数学の凄みを知る」を参照願いたい)
所詮は、外野…どころか球場の外で歓声を聞いている程度の数学の力もない小生だ、何となく臨場しているという雰囲気さえ味わえたら十分なのである。
ガキの頃は漫画家、やがて中学生の一時期、数学に魅入られた小生、数学への決して満たされることのない渇望、数学のセンスを持つ人間への羨望、もっと言うと、数学(的思考)でしか表現も想像も存在も考えられない世界があることに、ただただ驚異の念を抱き続けている。
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