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2010/01/02

年末年始は世間並みに!

 新年である。
 今日は(この日記を書いている時点ではまだ)元旦である。

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→ 大晦日の昼過ぎ、雪が降り出した(既に積もっている雪は、前回の寒波の際の雪が溶けきらなかったもの)

 本来なら、今日、公表する日記で新年に当たっての抱負など書くはずだが、この数年の習慣で、前日の夜に日記を書いて、翌日の日付に切り替わって間もなく公表するというパターンになっている。
 なので、元旦に載せた記事(日記)も前日の大晦日に書いたもの。
 どうやっても、元旦の気分にはなれない(今日になってもなれないでいるが)。

 では、大晦日には大晦日の気分になれていたかというと、そうでもない。
 日々、生活に追われていて、また、時間(時計)を睨めっこしての日常なので、とにかく日々の務めを乗り切ることで精一杯なので、晦日だろうか元日だろうが、曜日の変化以上の何ものでもないのだ。

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← この勢いで降り続けて。

 ただ、そうはいっても、父母には晦日には晦日らしく、元日には元旦らしくと、それなりのことを(弱冠、お座成り気味ではあるが)やってあげたくは思う。
 父母や親戚筋の期待やプレッシャーもある!
 大晦日には、年越しソバ。
 そのソバは、汁(つゆ)も含め父が通販で注文したもの。
 大晦日には、年越しソバを出せよ、という暗黙の、しかし露骨な期待でありプレッシャー、というわけである。
 大晦日の昼頃から雪になって、車も冠雪し、車を出すのもやっとの状態だったが、午後、買い置きがなくなった砂糖や塩、味噌などと共に、仏花(仏壇用)や榊(神棚用)、そして何と言っても「海老の天ぷら」を買ってきたのだった。

 夜には、年越しソバを父母に(自分もだが)振る舞う。
 父母は紅白歌合戦を視聴しながら食べている。
 その間、小生はソバを掻き込んで、雪掻き。夜にはヘルパーさんが来るし、真夜中過ぎには車を出して、年初の仕事に出かけないといけないので、雪掻きは絶対にやっておかないといけない。
 それで、大晦日の雪掻きも4回目。

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→ 一気に真っ白な世界へ。近くの公園も雪化粧。

 元日には、御節。
 これまた父が通販で、「雑煮セット」を買っておいてくれた。
 正月には雑煮だぞ、と暗黙の、しかし期待に反することは不可能なプレッシャーが小生の肩に。
 御節は親戚の者が勧める店で、お重を買う。
 二段重である。送料も含めると二万円に手が届きそうな豪華なもの。
 小生は一切、お節料理など作らないってことは、(父母も)親戚筋の者も知り尽くしているから、師走の半ば頃に予約しておいて、大晦日の午前中に届くようにしておいたのだ。

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← 我が家の茶の間からの光景も一変した。静謐なる世界。けれど、真夜中過ぎから未明にかけての雪の中の仕事を思うと、憂鬱。

 元旦の朝。
 小生は先に書いたように、新聞配達のアルバイトをやっている。
 正月元旦も配達はある。
 新聞を取っている方なら分かるだろうが、元旦の新聞は、折込がたくさんで配るべき一部一部が分厚い。
 投函する家庭の郵便受けに入るか入らないかという代物。
 しかも、大晦日からの雪は、我輩の切なる、望み薄の期待(願い)に反して、夜に入ってもその勢いを和らげてくれない。

 それどころか、これみよがしに強まっている。
 雪だけじゃなく、風も吹いている。
 路面には、融雪装置があってもさえも、自宅を出た真夜中の二時過ぎには圧雪状態になっていた。
 その前に、自宅から車を出すのが一苦労、一仕事。
 車からの雪下ろし!
 雪と格闘しながら、分厚い新聞に苦しめられながら、配達すること4時間。
 通常の倍近い時間を費やしてしまった。

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→ 大晦日の夕方には、こんな惨状。これじゃ、真夜中過ぎにはどうなっているんだ!

 帰宅したら(いつもの六時前どころか)七時を過ぎていて、一服する間もなく、自宅の庭の雪掻き。
 ヘルパーさんが(車で)来るし、いずれにしても、来客のために、雪掻きはしなくてはならない。
 家の屋根から落ちてくる雪、蔵から落ちてくる雪も、除雪する必要がある。
 庭木に積もった雪も落としておかないと、木の枝が折れそうだし、松や杉から落ちてくる雪は、結局は我が庭に溜まってくるので、早めに落として、除雪作業せざるをえないわけである。

 真夜中の一時過ぎからずっと起きている。
 寝るのは何時になるのか…。

 除雪で汗ビッショリになる。
 否、配達の最中に既に汗ビッショリなのだ。雪の中を長靴を履いて家々の玄関ま
で歩くだけでも、相当な肉体労働なのだ。

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← 除雪しても雪掻きしても、3時間もすると、それまでの労苦を嘲笑うかのように、降り積もっている。溜息をつく暇もない。

 夏ならともかく、冬の汗は怖い。
 体を伝う冷たい汗。風邪を引きたくないと身構えてしまう。
 その上、帰宅して早々の除雪作業。
 汗まみれの体のまま、衣服を着替えるとか、乾かす間もなく、朝食の準備。
 お節料理(お重)から、父母らの分を皿に盛り付ける。
 不器用なので、綺麗な盛り付けにはならない。

 朝はお粥と御節。
 昼は、親戚筋の者が来てくれて、雑煮を作ってくれた。
 嬉しい。助かる。
 父母らも、小生の作るお粥に辟易しているので、とても喜んでいた。
 その上、お餅を焼いてくれたし。
 過日、買い求めてあった鏡餅の飾りつけもアドバイスしてくれた。

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→ 木々も懸命に雪の重みに耐えている。雪を被るだけなら、雪は樹木にとって布団のようなものと言うのだが、重みには我慢ならないだろう!


 夜は、お重から幾つかの品を選んで盛り付けし、(連夜となるが)通販で買ったソバと併せて食べてもらう(小生も基本的に同じ献立である)。
 和菓子をデザートに出した。
 父母はテレビのバラエティモノを見ながら食べている。
 その間に小生は、自分の分を急いで食べ、外に出て雪掻き。本日、5回目の除雪作業だ。
 雪掻きしたそばから屋根から雪が落ちてくる。
 雪…。水の変容に過ぎないのだが、魔物に見えてくる。
 白き魔物。
 ホントに憎たらしい。

 家の前の道路には融雪装置があり、車の走行には支障がない。
 あの消雪装置を我が家の庭にまで引きたいものである。
 …だったら、自前の融雪装置を作るまでだと、とりあえず、外にある蛇口にホースをつないで、水を玄関前に流すようにした。
 簡易な融雪装置。
 実際には、我が家の庭は奥行き15メートル以上あり、安直なる方法では、効果の及ぶのはほんの一部で、せいぜい玄関先の数メートルくらいのもの。
 でも、まあ、気休めにはなる。
 水道の水を弱めだが出しっぱなしになるのが精神的経済的負担になるが、仕方ないだろう。

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← 実験的に簡易な融雪の工夫を試みてみた。雨垂れは岩をも穿つというけれど、万能の溶液である水は、さすがで雪をも溶かす! こうなったら、場合によっては、もっと長いホースを使うことも。ホースの途中に穴を幾つか開けて、即席の融雪装置を設置してみるか。その前に寒波が過ぎ去ってくれればと願う。

 まあ、とりかく、仏壇も神棚も形を整え、父母には世間並みとはいかないが、年末年始の最低限の気分や雰囲気は味わってもらえただろう(と期待しているが、さて)。

 明日は、新聞配達がない。
 なので、こんな長文な日記も書けるのだ。
 今夜は久しぶりにリアルタイムでテレビを見るか、音楽を聞き浸るか、やはり読書か、とにかく、時間を考えないで夜更かしできる、貴重な夜なのである。
 明日は、初詣に出かけようか。

                           (10/01/01 作)

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