「とめはねっ !」の代わり(?)の石川九楊著『書』
テレビでは、河合克敏による書道を題材とした日本の漫画作品を原作としたテレビドラマ作品『とめはねっ ! 鈴里高校書道部』(書道監修は武田双雲)が1月7日からNHKで放映されている。
原作の漫画は読んでいないし、NHKのドラマは話題になっているようで、気になるのだが、生憎時間帯が小生には悪く、テレビを見ることのできる環境にない。
→ 「2001年9月11日晴――垂直線と水平線の物語(I上)」 「おぐにあやこの行った見た書いた 記事84◆書家、石川九揚さんのインタビュー記事」によると、「「垂直線」は空にそびえ立っていた世界貿易センタービル。「水平線」は2機の飛行機が青空に残した航跡だ。キリスト教を背景とする市場原理主義と、イスラム原理主義との宗教対立をも象徴しているという」。実物を見ることができた人が羨ましい。 (画像は、「垂直線と水平線の物語 番長帳」より)
だからというわけではないし、テレビドラマの「とめはねっ !」を予感したわけではないが、まあ、正月だからだろうか、たまたま年初に図書館に寄って、美術書のコーナーを物色していたら、本書を発見。
但し、手にしたのは、第36回大佛次郎賞を受賞した、「日本の近代の書表現の歴史を、大きなスケールと具体的な作品分析で解説する」石川九楊氏の評論『近代書史』(名古屋大学出版会)ではなく、同じく石川九楊氏の著書である『書―筆蝕の宇宙を読み解く』(中央公論新社 (2005/09/10 出版))だった。
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