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2009/11/07

「ムーンシャイン」は妖しい言葉

 小生、丑三つ時過ぎから夜明け前までという、真夜中に活動するという仕事柄、月影にも、月を巡る話題にも敏感である。

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← 今日は、実りの秋を髣髴とさせる我が家の庭木たちを紹介。

 今日、マーク・ロナン著の『シンメトリーとモンスター―数学の美を求めて』(宮本 雅彦 宮本 恭子【訳】 岩波書店 (2008/03/19 出版))なる本を読み始めたところ、そのプロローグの部分で、「ムーンシャイン」という言葉に出合った。

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2009/11/06

石蕗 (つわぶき)の花のごとくに我もまた

 過日(11月2日)、津島 佑子【著】の『快楽の本棚―言葉から自由になるための読書案内』(中央公論新社 (2003/01/25 出版))を読了した。
 図書館で借りる本を物色していたら、「芸術の秋」特集コーナーがあって、二十冊ほどの本が並べられていた。
 その中から二冊を選んだうちの一冊である。

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→ 昨日、「月影のワルツ?」なる記事で、(ほぼ)満月のもとでの、ややセンチな感懐など書き連ねてみた。が、肝心の当夜の満月の撮影は出来なかった。これは翌日(四日)の夜のやはりほぼ満月の画像。目には輪郭も鮮やかだったのだが、小生には、ちゃんとした撮影は手に余るようである。

 多分だが、小説家である津島佑子の肝心の作品のほうは、一つも読んでいないはず。
 まあ、彼女の世界への糸口になれば、という思いもあって手に取った。

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← 先日の寒波を乗り切った「石蕗 (つわぶき)」の花。寒波など何処吹く風と、裏の細道でひっそり咲いていた。…ところで、近々の母の退院が決まった。それは嬉しいことだが、自宅療養もいろいろ大変そうである。

(この拙稿を書き上げてから思い出したのだが、学生時代、女性作家の作品を読み漁った時期があって、その際、津島佑子の作品も読んでいた! (09/11/05 追記))


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2009/11/05

月影のワルツ?

 昨夜…というべきか今朝未明といったほうがいいのか、丑三つ時を少し回った頃、仕事のため台所にある勝手口から外に出た。
 出た瞬間、気付いたのはこの時間にしてはただならぬ明るさである。

 空には星がいっぱい見える。

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→ 悲しいかな、今朝未明の月影を撮ることは叶わなかった。これは、昨日の夜の月影。この雲が一掃されて、晴れ渡った空になった。ただ、寒波がきつかった。

 が、星明りでこんなに明るいわけがない。

 きっと、月のせいだ!

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2009/11/04

梅酒ができたかも…「天使の分け前」のこと

 この春、製造に取り掛かった梅酒が(多分!)完成に近付いた模様。
 初めての梅酒作りだし、ノウハウも細かな注意点も分からない。

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← 今年九月中旬のある日、出来上がりつつある自家製の梅酒を撮影。梅の実の状態の悪さが目立つ。初めての梅酒作りでもあり、どんな出来なのか知れないし、人には飲ませられない。

 そもそも、我が家の梅の木は疲弊しきっている。
 というのも、庭木の手入れをする人間がこの数年、不在に等しかったからだ。
 母は体が不調だったし、父も母の世話で手一杯。庭や畑の草むしりも侭(まま)ならない状態だったのだ。
 そこへ昨年の二月末、小生が帰郷と相成ったわけである。
 当然、草茫々の庭や畑に呆然とし、雑草に圧倒される日々。
 畑だって、思い出したように花(の苗や種)を植えたりするだけ。庭木の手入れは後回しだった。

 梅の木も植えられて五十年余りで、まだまだ寿命があるはずだが、少なくともこの数年、顧みることがなかったので、苔生し、葉っぱも疎らなら、花は尚のこと、悲惨。
 当然、梅の実も近隣の家の梅の木とは比較にならないほどの寂しい収穫。実だって貧弱なもの。
 それでも、昨年は梅の実を捨てる一方で勿体無いやら悔しいやらといった思いをしたので、今年はとにかく出来はともかく梅酒に挑戦してみることにしたのだ。

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→ 一昨日の夜、寒波の襲来を盛んに報じられていた日、玄関の戸を開けると、眩いばかりの満月間近の月影。…いつかは月影を上手く撮影したいと思う。

 その出来は…?
 初めてのことなので、どんな出来なのか(あるいは毒性があるやもしれず)他人には飲ませられない(勿体無いからでは、という声も?)!
 せっかくなので、梅酒ではないが、数年前、養命酒を呑んだことがあって、ちょっと雑文など書いたので、それをブログに載せておく。

 その(雑文を書いた)年、養命酒を初めて飲んだ。
 以前、東京在住時代、秋になると田舎から送られてくる梅酒が部屋に常備されていて、ちょっと頭痛がしたり悪寒がした時は、梅酒を飲むのが習慣だったりした。

 が、80年代の後半のある年、知り合いに梅酒は驚くほどの砂糖を使って製造してるのよ、飲まないほうがいいわよ、などと言われ(素直な小生は)ビビッてしまって、爾来、梅酒は飲まないようになった。
 だから、養命酒にしてもその年が初めてだし、全くその年だけの短い出来事だったのだ。

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← ゴーヤもヘチマも撤去してスッキリした我が部屋の窓外の模様。ところが、予想外の植物が鎮座していた(左)。植えた記憶はないのだが…。右側は、ウレキテスサマーブーケ。開花の時期はとっくに終わっているが、今になってツル性植物らしさを発揮している。そのほか、一緒に植えたサンパラソル、ブルーベリー、ローズジャイアント、ナスなどはとっくに枯れ果ててしまい、撤去したが、この植物だけは今も頑張っている。なので、ツル性植物のためのネットは取り去るわけにいかない。

(以上、「09/11/03」作。尚、ようやく「解剖図の歴史を垣間見る(下)」をアップしました。)

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2009/11/03

自殺防止目的で青色LED照明を導入

 今日、NHKテレビ(夕方七時)で、JR(東日本?)が自殺防止目的で駅に青色LED照明を導入したというニュースを伝えていた。
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→ 「青色発光ダイオード(青色LED)」 (画像は、「発光ダイオード - Wikipedia」より)

 どうやらかねてより新聞などでは関連のニュースが報じられていたようである:
JR東日本が、自殺防止目的で山手線全駅に青色LED照明を導入 - スラッシュドット・ジャパン
自殺予防で中央線にも青色のLED照明設置、JR東日本|日経BP社 ケンプラッツ

青色の照明は心を落ち着かせる効果がある」!

 小生は、全く勘違いしていた。
 認識を間違っていた…のかもしれない(このことは後記する)。

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2009/11/02

枯れ枝に止まるカラス(後篇)

 余談だが、ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』は、特に三十代から四十代にかけての小生の座右の書で、その時期だけでも、高橋健二訳(新潮文庫)で少なくとも三度は読んでいる

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→ この画像だけで花(植物)の名前が分かるだろうか(小生は分からない)

 そんなこともあって、決してヘッセのいい読者ではないのだが(文庫本に入っている作品だけは主に大学生の頃に読んだが)、『荒野の狼』に関連する文書として日記の断片(詩)を読めたのは嬉しかった。

 この『荒野の狼』に関連する文書で、同じく日記の断片として以下の小文が載っている:

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2009/11/01

枯れ枝に止まるカラス(前篇)

 寝床に横たわって『ヘルマン・ヘッセエッセイ全集 3 省察 3 自作を語る・友らに宛てて』(ヘルマン・ヘッセ 著 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会 編訳 臨川書店 版)を捲っていたら、今の小生の気分にピッタリといった詩に出合った。
 ヘッセの小説『荒野の狼』に関連する文書のようである。

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← ヘルマン・ヘッセ 著『ヘルマン・ヘッセエッセイ全集 3 省察 3 自作を語る・友らに宛てて』(日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会 編訳 臨川書店 版)

 この小説を書いている間、あるいは書いて公表しあれこれ反響を貰っていた頃の日記の断片。
 正当な(?)理解を得られることは稀で(少なくとも作家の気持ちにおいては)、さまざまな誤解に胸を痛めていたりする。

 そうじゃないんだ、そんな理解は全く見当違いだ! そう作家としては叫びたい心境。
 一定の評価を得ても、作家の心中は複雑でもある。

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