ティム・ワイナー著の『CIA秘録 上』(藤田博司・山田侑平・佐藤信行・訳 文藝春秋)に続き(感想は、「『CIA秘録 上』の周辺」にて)、『CIA秘録 下』も読んだ:
「ティム・ワイナー著『CIA秘録 下』の周辺」

→ 初めて気がついたのだが、今日(火曜日)、ふと見上げたら、棕櫚の木に変なものが。この黄色っぽいものって何だろう? [お馴染み、かぐら川さんよりコメントの形で情報を戴きました。コメント欄をご覧ください。 (09/05/14 追記)]
事実は小説より奇なり、なんて古臭い言い草を持ち出す気はないが、まさにそういった類いの本。
ハリウッド映画などで随分と美化された、スパイや諜報組織の活躍ぶりを見せてもらったりするが、現実はおぞましいほどに愚劣だったり悲惨だったりする。
諜報機関がなければならないのだとしても、一旦、組織が誕生すると、組織が一人歩きしてしまう。
特に権力の集中する機関、わけても諜報(秘密)収拾や他国(に限らない、自国や自国民)への工作が仕事の組織となると、一層、巨大な体躯でもあり、誰にも御しえなくなってしまうもののようだ。

← 行きつけのスーパーの棚の上に鎮座するゴリラ君。どうにも気になって、今日、とうとう撮影してしまった。彼、買物するお客さんたちを見守っている? それとも、万引きを見張ってる? ……あれ? もしかして…、女の子?
印象的なのは、冷戦構造が厳然たるものだった時代の、強烈な使命感(だからこその暴走も日常茶飯事!)と、構造が崩れて以降の右往左往ぶり。とうとう瓦解の一途を辿っていく。って、今もCIAって、あるんだっけ?
日本にも諜報機関があるのだろうけど、アメリカでさえこうだったら、日本は……、もう、想像したくない!
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