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2009/04/11

綿きせて鉢の小菊をいとほしむ  水落露石

 水落露石という名の俳人の、今日4月10日(このメモ書きがアップされる頃には昨日になってるだろうが)は命日である(1872年3月11日生まれで、1919年に47歳で亡くなられている)。
 といっても、小生は名前さえ、今日初めて知った方。

Rosekikusyu

→ 『露石句集』(装丁・君嶋真理子 解説・坪内稔典 ふらんす堂) 「2009.1.30刊行」というから、出たばかり!

 俳人とある以上、まずは作品を鑑賞してみたい。

 ネット検索しても、句の載っているサイトにはなかなか出合えない。

 最初に見つかったのは、「4月「魚島(うおじま) とびきりの桜鯛をやりとり」 Food Library - くいだおれ大阪 食のライブラリー」なるブログで、「水落露石が魚島の鯛を詠んだ句」ということで、以下の句が載っている:

鯛料る春の灯や臺所   露石

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2009/04/10

小寺菊子のこと

 数日前、夕食前のひと時、テレビを見ていたら、郷土(富山)の文学(作家)特集があった。
 名前くらいは知っている作家として、岩倉政治翁久允(おきな きゅういん)らが上がっていて、そういえばまだ小生は郷土の文学作品もあまり読んでいないなと感じていた。

 そんな中、再評価の必要な女流作家(死語?)として、小寺菊子の名が挙がっていた。
 情けないことに、富山県人でありながら、小生には全く初耳、未知の作家である。

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← 「舟橋図」 「舟橋の地名は当時浮世絵にも描かれ全国的に有名だった神通川の舟橋に由来する。これは神通川の洪水対策用で52艘の舟を太綱でつなぎ、その上に木の板を3枚ずつ並べて人を通らせた」 (画像は、「県庁前駅」より)

 当然ながら、作品の一つどころか断片でさえも読んだことがない。
 可能な限り近い将来、何か読んでみたい。

 せっかくなので、今後のために、ネットで調べられることくらいはメモしておくことにした。

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2009/04/09

芽吹きの春あれこれ

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春になると…spring has come!」:
 春になると大気に透明度が減ってくる。月影も朧になってくる。その原因は湿度であり、大気の動きが活発になることであり、湿度が高いこと風が吹くことに相関して大気中の埃や塵、花粉、微生物が舞い上がり、舞ったまま漂ってしまいやすいことにあるのだろう(素人考え)。

 仮に昔の人が春先の大気の霞(かすみ)の原因の(大きな?)一端が花粉だということを知ったら、風雅なことだと思うのだろうか。月影に花粉の紗が掛かって艶冶(エンヤ)だと、しみじみ黄昏(たそが)れるのだろうか。
 鼻水が垂れ目が痒くて苦沙弥が出て止まらなかったりして、風流を気取るところじゃないのだろうか。

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2009/04/08

無限の話の周りをとりとめもなく

 ジョン・D.バロー著の『無限の話』(松浦俊輔訳 青土社)という素敵な本に出会った。
 著者のジョン・D.バローは、「ケンブリッジ大学教授。天文学者、数理物理学者」とのことだが、文学や哲学にも造詣の深い人。

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← 沈思黙考してる? それとも、まさか、川に飛び込もうとか?

 なので、同じ物理学や数学の話をしても、随所に古今東西の文献などからの引用や連想(話の広がり)があって、読んでいてつい柄にもなく瞑想(迷想)に誘われてしまう。
 
 本書は、「無限の人数が泊まれるホテル。有限の時間で無限の計算ができるコンピュータ…。永遠に続く命。無限をめぐる論争で人生を失った人々…。宇宙論の第一人者が、物理学、数学、哲学、宗教など、あらゆる分野を経めぐり語りつくす、無限の知的興奮に満ちたサイエンス・エンタテインメント」といった本なのだが、まさに知的エンタテインメントの書なのである。

 この中の、「ホテル無限大へようこそ」という章の扉で、懐かしいクイズに出合った。
 懐かしいはやや大袈裟かもしれないが、初めてこのクイズを目にした時は戸惑ったものだ。

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2009/04/07

時節柄、桜二題

 昨日も、今日も外出が多かった。晴天に恵まれたこともあり、今のうちにと、外向きの用事を纏めてこなそうと思い立ったのである。
 御陰で、花粉や埃塗れの空気を一杯、吸い込んだ。
 帰ったら、口の中が変な味。

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→ 4月5日、チンドンパレード見物の帰り、松川にて。

 微風だったので、漂う埃は吹き飛ばされることなく、舞ったまま漂っている。
 御陰で、天気晴朗なれども視界は悪し、霞んでいるようだった。
 こういうのを花曇というのか(← 多分、間違っている)、それとも花霞?

 いよいよ桜の季節である。

 小生、結構、純朴で素直な性格のはずなのだが、世が桜に浮かれると、へそ曲がりというか天邪鬼というか、妙に逆らってみたくなる。
 以下、旧稿だが、桜を巡る二つの拙稿を一部を削除の上、再掲する。

1.「ジョージ・ワシントンの桜の木の逸話
2.「坂口安吾著『桜の森の満開の下』

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2009/04/06

「09チンドン大パレード」へ

 昨日の「おわら風の盆」の話題に引き続き、やはり富山を代表するイベントの一つ、チンドン大パレードへ行ってきた。
 実際には、チンドンコンクールが前夜祭も含め、一昨日から始まっていたのだが、家の事情もあって、今日の午後2時半から開催された、チンドン祭りに絡む最後のイベントであるチンドン大パレードだけ、見物してきたのである。

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← パレードが来るよ!

 とはいっても、日曜ということもあって、家の雑用があれこれある。


 今年度、我が家が町内に幾つかある班のうちの一つの班長に(実際には父が班長なのだが、実務は小生がやる)。
(今月は、資源ゴミ置き場の当番にもなっている。)

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2009/04/05

「おわら風の盆」余聞の余聞

 折々覗かせてもらい、勉強させてもらっている、かぐら川さんのブログ(「めぐり逢うことばたち」)で、我が富山(八尾)に関係する気になる記事があった:
めぐり逢うことばたち 「越中八尾おわら踊り」と「金沢ひがしの茶屋」
 なるほど、と思わせる記事だったが、読んで納得しているだけじゃ、済まないような内容に感じられた。

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→ 07年6月19日に、皇居のお堀脇(馬場先門近く)を通りかかった際、信号待ちの最中に撮った夕焼け。画像の真ん中やや左側に街灯のシルエット。その右側に立ち上る煙。そう、渋谷にある「シエスパ」という温泉の別館で午後の二時半頃、ガス爆発事故があった、その煙が夕方になっても上がっていたのを偶然、撮ったようだ。悲しくも3人の従業員たちがこの事故で亡くなったが、そう思うと、この写真の空の茜色が不穏な風に感じられる。

 思えば、特に東京在住で富山を遠くから眺めていた頃、しばしば富山の話題を取り上げ、「おわら風の盆」を巡る話題(日記)に限っても、(東京在住最後の数年だけでも)十回近くになる(それらは、本稿の後半でリストアップしておく)。

 さて、何が勉強になったか。
 小生が主にネットで得た情報の集めぶりが如何に中途半端かを物語るようで、ちょっと気恥ずかしくもある。
 でも、「風の盆」の背景や成り立ちをより深く理解する意味でも、ここにメモっておきたいのだ。

 まず、4年前、小生は新聞情報などを基に、下記の小文を書いた:
「おわら風の盆」余聞

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