今日は、声優(ナレーター)で、ラジオの深夜番組「JET STREAM(ジェットストリーム)」でのナレーションで有名な城達也さんの誕生日(1931年生まれ、1995年2月25日歿)だという。

→ 富山ライトレール会社の愛称「ポートラム」と接近遭遇。人気の路線で、延伸計画も決まっている。
城達也さんについては、特にブログで採り上げたことがないけど、ただ、フライトアテンダントである彼の名調子で有名なナレーションだけは、さすがに、(コメント欄にてだが)転記させてもらったことがある。
学生時代など、夜更かしが当たり前で、随分とお世話になったものだ。
たまには違う朗読も、と思ったりもするが、でも、下手に内容を変えたら、ファンが逃げていくのかもしれない。
今も、朗読する方は変わりつつも、変わらない内容でナレーションは沈黙の海に流れている。

← 相談事があって、知り合いの店へ。中に入ろうとしたら、近くの空き地にススキが。地味な植物だけど、妙に気になる存在。ススキの穂のような我が人生? ススキについては、拙稿に「すすきの穂にホッ」などがある。
JALさんがスポンサー。まあ、JALさんのことは小生如きが触れるのは野暮だろう。
海外旅行が夢だった時代の、ロマチックな音楽と語り。
せっかくなので、朗読文を紹介させてもらう:
遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、
遥か雲海の上を音も無く流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜のしじまの何と饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていった遥かな地平線も瞼に浮かんで参ります…
夜間飛行の、ジェット機の翼に点滅するランプも
遠ざかるにつれて次第に星の瞬きと
区別がつかなくなって参りました。
お送りしておりますこの音楽が、
美しく貴方の夢に溶け込んでゆきますように…
数年前、「
夜間飛行を堪能する」なる記事を書いた際、かの有名な小説(家)のことは勿論だが、同時に城達也さんのナレーションを思い浮かべつつだったものである。
城達也さんのナレーションや我がタクシードライバー時代のことがちょっと懐かしくなったりしたので、読み返す意味合いもあって、一部抜粋しておきたい。
(以上、09/12/12 記)
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