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2009/10/28

ポストに悩む日々?

 過日より、手の甲(特に左手の甲の指の根元付近)に妙な擦り傷が出来てきて、それが一向に直らない。
 最初は、草むしりや庭木の剪定で虫か何かにかぶれたのだろうと思っていた。
 以前(春先)にも、そんなかぶれたような症状があったし。

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→ ゴーヤはすっかり涸れ果てているから、あとはいつ、根っ子から引っこ抜くかだけ、考えている。ヘチマのほうは、まだまだ元気。葉っぱも青々としているし、花だってこんなに立派。

 でも、その時は、薬を塗らなくとも一週間ほどで直ったのだが、今回は一ヶ月も経つのに、<かぶれ>の状態のまま。その<かぶれ>が擦り傷のようになり、しかも、逆に日々傷が少しずつ深くなるし、しかも生々しい。

 一昨日だったか、はたと気が付いた。
 新聞配達のせいだ!

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← 過日、倒れた杉の木の枝葉は、これまで二度、燃えるゴミの日に出したが、まだまだ残っている。一昨日だったか、「肝心の畑は荒れ放題」なんて日記を書いた。さすがに気恥ずかしくて、日曜日、せっせと草むしり。といっても、鍬(くわ)で畑の土を雑草ごと根っ子から掘り起こし、浮き上がってきた雑草を根っ子ごと、ザルに移し、貴重な土は漉しとって、雑草だけを他の目立たない場所に移動させるという、邪道な(?)遣り方。もう、まともに草むしりしている時間が取れないのだ。雑草も、土の生れ変わりで、要するに土なので、以前のようにゴミにして捨てるようなことはしない。勿体無い! 全て、庭や畑の隅っこなどにまとめて放置する。きっと来年には土に還るだろうことを期待してのこと。ただ、あまりに長く放置し過ぎて、巨大になり、茶褐色に変色した雑草だけは始末に負えず(多分、腐りにくいだろうし)、燃えるゴミの日に出すことにした。というわけで、杉の枝葉の上に茶褐色に変色し硬化した雑草を束にして上乗せ。あとは捨てるだけ。

 新聞を郵便受け(など)に投函するのだが、(天候やポストの設置具合にも依るが)場合によっては、新聞の三分の二どころではなく、もっと深く、あるいは完全に投函してしまう(雨ざらし状態のポストだったりすると、新聞をまるごとポストの中に収めないと、配達した時は雨が降ってなくても、あとで降りだすことは往々にしてあることだから)。

 それはいいとして、ポストの投函口の状態がひどいものがある。
 指でポストの投函口の蓋を押し、ついで新聞を投函するのだが、その蓋の端っこが<バリ>状になっていて、投函口から指や手を抜き出す際、指や手の甲を擦ってしまう。

 無論、摺らないよう気をつけているのだが、それでも、ほんの少し、擦ってしまうことがある。
 日に百軒以上のポストに投函する。不都合なポストはそんなに多くはないが、それでも毎日のことなのだ。

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→ 今日(27日)は、猫の目のような天気だった。青空で白い雲が爽やか、と思ったら、不意に雨が降り出し、傘(雨具)を用意すると、呆気なく上がってしまう、の繰り返し。こんな天候の時のバイクでの配達作業はやたらと神経を磨り減らす。朝食後、茶碗の片付けをしていたら、ザーと雨。台所のドアを開けて、外をしばし眺める。何かのケーブルの垂れ下がった突端に雨滴。小生、何故か雨滴が溜まり、やがて雫が落ちていくのを眺めるのが好き。雨垂れ…甘ったれ…。

(新聞配達は時間との戦いである。配り始めと終了時とは、最低でも二時間以上の開きがある。不公平が生じかねない(だから、配達終了の時間を遅くとも五時半を目途にしている)。配達を急ぐことで、配達の遅い早いという不公平の可能性を最小限となるよう努めているわけである。無論、配達時間を減らすことは、労働時間を減らすこと、結果的に帰宅を早めること、時給単価を上げることに繋がる。)

 ポストの材質も、鉛成分を含有していると思える、厄介なポストもある。
 そんなポストの投函口の蓋などに弱冠だとはいえ、手先や指の腹などが触れる(擦れてしまう)わけである。

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← 家に庭木があると、嬉しいことがいくつかある。木々の緑は勿論だが、春先ほどではないが、それでも、野鳥が飛来してくること。秋も深まったからか、スズメの数は減ったが、カラスはゴミの日には家の門前にやって来る。我が家の門前の一画を燃えるゴミの置き場所として提供しているのだ。ハトは何故か、あまり姿を見かけない。カラスに圧倒されている? 日曜日の朝…、つまり、人通りの少ない時間帯には、野生化したインコだろうか、結構、見かける。今日は火曜日だというのに、たまたま通勤時間帯の終わった頃合だったからか、この鳥たちが何羽も屋根や電線や松の木の幹や枝などにやってきては、去っていくのを目にした。昨春、初めて見かけた頃は、体色は色鮮やかで、飼われていた頃の色合いだったのが、今はその名残りさえ見いだせない。下手するとハトの体色(羽の色)と似ているようでもある。野性となって、逞しくなった分、やや薄汚くなるのは、致し方ないのか。

 そこで昨日、試しに患部に傷絆創膏を貼って様子を見てみた。
 やはり、貼っただけの効果はあったみたい。
 明朝も当該の部分に傷絆創膏を貼って配達して、効果が覿面なら、やはり、手の甲(や指の側面)の傷は、ポストの投函口の材質や形状、古さなどが原因だと断定できるわけである。

                                    (09/10/27 作)

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コメント

やはり新聞配達や郵便配達は大変ですね、ポストは入れる人のことを考えて作るわけではなく、むしろ郵便物が盗難にあわないように考えて作るのでしょうし。ところで弥一さんは夜中何時頃家を出るのですか?そちらに送られる新聞は早刷りでしょうが、うちのほうの販売店では新聞が来るのが3時頃といいますね、それにチラシ等を入れて配達が始まるわけですが、何しろ東京では販売店がたくさんあるから配達も時間かからないのかな。ところで押し紙の問題、宝島社新書で本が出ましたね、読売に訴えられた人が書いたみたいです

投稿: oki | 2009/10/30 01:47

okiさん

「ポストは入れる人のことを考えて作るわけではなく、むしろ郵便物が盗難にあわないように考えて作るのでしょうし」というのは、全く、仰るとおりですね。
せっかく配達したのに、落ちたり、盗まれたりしたら、こちらの責任になる。
投函した時は晴れてても、そのあと雨が降るかもしれないので、天気の変化にも気を使う。

人の家の玄関先には、何があるか分からない。
風の強い日など、鉢植えが(多分、風のせいで)倒れていることがある。
翌朝、その惨状を見て、さては新聞配達人が倒したのではと思われているかもしれない。
濡れ衣なのに、晴らしようがない!

押し紙の問題の件は、小生には分からないのですが、配達員の募集広告に、時給千円とあったりする、そのからくりにはびっくりしました!

投稿: やいっち | 2009/10/30 21:05

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