藁にも縋る思い?
→ 過日、台風の風で折れ倒れた杉の木。ようやく枝葉だけは適当な束にまとめ、紐で括るなどして、徐々に燃えるゴミの日に出しつつある。この束が30束以上。他に大きな枝、そして折れた幹が手付かずで残っている。
昨年二月末に帰郷して(あるいは一昨年末に帰郷が急に決まって)から、やや確執のある我が家にあって、神経が引き裂かれるような…、それとも心のひたすら摩滅するような日々を送っている。
物心付いた頃からの、もっと言うと生れ落ちた瞬間からの、断裂した心(と身)。
その父母も、母は入院中、父は再度の検査が必要な状態。
自分の状態は…、棚上げである!
← さすがのゴーヤも今やこんな有様。まだ勢いのありそうな葉っぱはヘチマ。
(何事に付いても)多くを語る気にはなれない。
一昨年末からの我がブログの(従来に増しての?)内容の低調ぶりにも、自分の身心の惨状が如実に現れている。
…で、冒頭で触れたエリアス・カネッティ著の『眩暈(めまい)』だが、こんな状態の自分だからこそ、この小説の破格ぶりがある種のヒント(突破口)になるような気が…、一瞬、したのである。
まあ、要するに、今の小生は藁にも縋る思いでいるということなのかもしれない。
(09/10/16 記)
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