臭いものに蓋!
政権が変わると政治や国会がこうも変わるものかと驚かされる。
必ずしも民主党の支持者ではないのだが、多少のギクシャクはあっても、来年までは(一年くらいは)応援しようか、などと思ってしまう。
→ 二三日、見ない間にツワブキの花が一気に盛りに。日陰の細道の片隅にひっそり。薄暗い中、真っ黄色の花が鮮やかに浮かび上がってくる。
過去の柵(しがらみ)を断ち切るという課題と、新しい方向性を打ち出すという責務と、つまりは、アクセルとブレーキを同時に踏み込まなければならないという難題を背負っての船出。
← 杉の木の枝葉の山に太い枝を乗せた。明日、半分は燃えるゴミとして出す。昔なら、畑か庭か田圃の何処かで燃やしてしまう。あるいは風呂の焚き木にしちゃうんだけど。そうでなくても、焚き火してみたい!
政策に付いて、細かなことは分からないが、2020年までの温室効果ガスの削減目標(中期目標)について「1990年比25%削減を目指す」という鳩山政権の公約は、世界の中で初めて日本が顔の見える、リーダーシップさえ取れるようなビジョンを打ち出した点で評価できると考える。
石炭から石油…石油から太陽などのクリーンエネルギーへ。
産業も、経済・社会構造、生活のあり方含め、も世界に先駆けて転換を図ることで日本も生き残れるのだろう。
→ 本日(29日)、ゴーヤを撤去。涸れ果てていて、見栄えも悪いし、涸れてカサカサの葉っぱが風が吹くたび、車が通り過ぎるたび、千切られ吹き飛んで、道路に撒き散らされてしまうので、近所迷惑になっていたし。頑張ってくれたゴーやだけど、ツルが伸び放題で、後始末があれほど大変とは、意想外のことだった。
ただ、その中で原子力をクリーンなエネルギーとしてカウントすることだけは、どうにも釈然としない。
放射能に汚染された廃棄物を(数万年も人間はもとより他の生物にも触れないように保存する必要がある!)出すようなエネルギー源がどうしてクリーンなのか、全く理解できない。
← 返却期限の来た本やCDの返却のため、買物ついでに図書館へ。忙しくて、3枚しか借りていないCDなのに、1枚は全く聴けなかった。…と言いつつ、今日も中村紘子さんや内田光子さんらのCDを3枚、借りてきた。こうなったら、寝ながらでも全部聴くぞ! …それはそれとして、今日は秋麗(うらら)かな日和。水鳥たちが気持ち良さそうに水浴びしていた。
前にも書いたけど、鉛筆一本であっても、それを一万年以上も全く無傷のままに保存することなんて可能だろうか。
半世紀先のことだって、分かるはずがないではないか!
→ 所用を済ませて帰宅の途についたら、某所でこんな植物を見かけた。画像が不鮮明で分かりづらいだろうが、「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」だろうか。この植物と一緒に「猫じゃらし(キンエノコロ)」と思(おぼ)しき草も風に揺れていた。
固い、安定した岩盤に、頑丈な容器などに密封して保存するだって。
臭いものに蓋式の発想の極みじゃないの ? !
原子力発電は平和的なものと思うけれど(思いたい!)、核のない世界を目指すなら、脱原子力発電も視野に入れるべきだと小生は考える。
(09/10/29 作)
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コメント
我が家のゴーヤも本日撤去しました。
予報では天気が変わるとのことなので、これ以上育つ様子もないので泣く泣く?撤去。
身につまされるような?可愛いのがたくさん付いておりましたが致し方ありません(-_-)
来年に、また頑張ってもらいます(=^・^=)
投稿: 吾亦紅 | 2009/10/31 21:17
吾亦紅さん
我が家では、一昨日のゴーヤに引き続き、今日、ヘチマも撤去しました。
まだ花は咲いていたのですが、近くで見ると、ツルが相当疲弊しているのが歴然。
御陰で窓外はすっきり。
部屋はヘチマやゴーヤの葉っぱなどで昼間でも真暗だったのが、明るくなりました。
…でも、丹精籠めて育ててきただけに、取り去ると寂しいものですね。
投稿: やいっち | 2009/11/01 13:39