ネット復帰の弁(上)
本日、ネット復帰。
なんて大袈裟な表現だが、わずか三日、ネットから離れただけなのだが、気持ちとしては何日もの間、離れていたように思えてしまう。
立派な…、立派過ぎるくらいのネット中毒?
← 金曜日の朝、庭木の剪定をしていて、偶然、我が家の庭の片隅にこんな花の咲いていることに気づいた(「秋明菊 (しゅうめいぎく)」、別名「貴船菊(きぶねぎく)」だそうです。何人かの方が名称を教えてくれました。(09/10/06 追記))。
まあ、小生の場合、書くことが好きな人間で、ネットを離れても、手書きの日記にメモ書き程度ではあっても、日記は続けていた。
手書きの日記は、今は随分と中味の薄い、ほとんど曜日と天気と日用品や食事などの材料の買物(支出の記録)、外出や来客、その日のメインの作業(草むしり、庭木の剪定、通院(お見舞い)、買出し、読書の記録、聴いたCDの内容、などなどに尽きる。
つまり、若い頃のように感情の赴くままにあれこれ書き殴るようなことはなくなっているということだ。
でも、今回は久しぶりにPCから離れたということもあったし、母の入院(長期)とかあれこれ思う事柄があって、上記のような記録以外に書き綴ることもあった。
特に、妙な夢を見たので、それだけは書き止めておいた…。
が、悲しいかな、当初はPCに書き綴るつもりでいたので(つまり、夢はPCの故障に気づくその日の朝に見たので、まさか業者を呼んでの修理に至るとは思っておらず、PCの機嫌が直ったら、夢の内容を書こうと思っていた…。が、PCを預け、診断してもらい、不具合を確認してもらい、直ってPCが帰るまで三日も要するとは思わなかったので)、いざ、手元のノートの日記帳に夢を綴ろうとした頃には、夢を見て起きた当初の熱気というか昂奮はかなり鎮まってしまっていた。
思いの丈はPCに書くという習性が過度に身に付いてしまっているのだろう。
PCに触れないとなると、余計にモノを思うことが多くなるような気がする。
→ 旬の季節は過ぎてしまったのだろうか、ヘチマの実は一向に育たない。
それは、テストの前日の夜になると、テストが終わって自由な時間ができたら、本をたっぷり読もう、遊びに行こう、小説の断片くらいは書いてみようと思い立って、きっといろんなことができるに違いないと思うのだけど、いざ、試験が終わって自由の身になってみると、ダラーとしてしまって、時間を持て余すというか、中途半端に時を費やしていく、元の自分に戻ってしまうようなものだ。
手を縛られると、自由を渇望する、脳裏に妄想なのか想像の翼の悪戯なのか、格別な何かが創造(想像)されるようだけれど、自由になると、テレビをダラダラ見たり、やたらと長く茶の間に居座ったり、空白の紙面の前でただ呆然自失してしまう。
それでも、一昨日の朝、見た夢はしっかり書き止めておきたかった。
自分の中の恋心のようなもの、その余燼というより、決して燃え尽きていない炭火の赤い炎の余熱がある……、まだ恋する余力が残っている……、そう思いたいのだろう。
まあ、その夢の中味の如何については後日、折があったらブログに書くとして、さて、PCの不調は突然のことだった。
つまり、前兆は何もなかった。
せいぜい、仮想メモリーの不足という警告が時折、表示されるくらいのものだった。
← 西日を受ける内庭の光景。仮眠の時を終え、夕餉の準備の時が始まる。
小生は、毎日、PCを再起動からスタートさせる。
これはこの頃の習慣である。
意味はないが、前日までのPCを少しでも清新な形に戻して使いたいという思いがあるだけである。
金曜日の朝もそうだった。
朝食の片づけやゴミ出し、庭木の剪定、洗濯などを終え、夜半過ぎから未明(夜明け前)に掛けてのバイトの疲れを仮眠で少しでも癒したいが、それはそういった雑用を片づけてから、やっと叶うこと。
その仮眠の前に、PCを立ち上げておく。
その際、メールやコメントなどのチェックをしておく。
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