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2009/08/12

ご先祖さま、不甲斐なさをお許しください

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← 裏庭の端っこに咲いている。茶の間の出窓からまっすぐ見下せる。緑の葉っぱの生い茂る中、花の淡い紫が蛍光で浮かび上がって見えるようだ。

 今日も気忙しい一日だった。
 ただ、午後からのアルバイトのための研修(?)をキャンセルしたため、いくらか時間的な余裕が生まれた…。

 …と思いきや、午前はヘルパーさんのことであれこれ。返却期限の過ぎた図書を返却。
 まさに返却だけ。借りても読めないから、選ぶ意欲も湧かなかったし。

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→ ゴーヤやヘチマ、そして朝顔などによる緑のカーテンは、こんな状態。お日様を浴びると、緑が目に濃く感じられる。御陰で、室内に居ると、昼間でも薄暗い ? ! ゴーヤの実も、ドンドン生っていて、いつもながらゴーヤの生命力に圧倒される。

 図書館からの帰り、お盆や月命日ということで、菊の花を買ったり、お参りに来られるお坊さんのため、お茶菓子を買う。
 さらに、また町内会の書類を町内会長さん宅へ届けに。

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← 台所の先の裏庭にある小屋の裏にひっそりと咲いている。間違いなく、見守るのは小生一人である。

 すると、もう、お昼。
 午後、上記したように、予定をキャンセルしたので、時間的な余裕ができた…はずだったけど、ちょっと仮眠を取った上で、お墓掃除へ。

 昨日は、父がしきりに墓掃除しないと、ああ、除草剤を撒いておけばよかったとか、一人でブツブツ。
 でも、今日になったら、一切、墓掃除のことは口にしない。
 母がデイサービスに行っているので、少し、気が楽になり、テレビで野球観戦に終始。

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→ 朝顔も、さすがにゴーヤやヘチマには影が薄いが、それでも健気に存在感を示している。なんとか、出窓の桟に手が届いた…かな。

 結局、小生が一人で、箒(ほうき)やチリトリやカマ、水(ペットボトル2本分)、ビニール袋などを自転車の籠に積んで、墓地へ。

 我が家の墓は、今でこそ住宅街の中に隠れてしまったが、何処のお寺も管理していない、田圃(や畑)の一角にある、野晒しの墓地にある(といっても、富山ではとても有名な一族の先祖代々の立派な墓もある。この一族のことは、我がブログでも採り上げたことがある。周辺一帯の土地を所有していた一族の土地のほんの一角が我が家の土地なのである)。

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← せっかくなので、朝顔の花にスポットライトならぬ、デジカメの目を向けてみる。写真では分かりづらいが、実物の花の色の鮮やかさは、目の栄養となりそう。これが眼福という奴?

 行ってみて、やはり、驚いた。
 ほとんど我が家の墓の区画だけ、雑草に覆われ、お墓の周囲には、線香の燃えカスなどが散乱。
 しかも、お墓は他のどの家の墓より古い(みんな、墓を建て替えている!)。下手に力強く掃除すると、石が砕ける。
 なので、優しくソフトに拭い、蝋燭の燃えカスを取り去り、あとは水を掛ける。墓にこびり付いている苔はそのまま。

 ご先祖さま、我輩の不甲斐なさと怠慢をお許しください。

                                 (09/08/11 作)

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コメント

うちの墓はお寺さんのなかにあります。お盆お彼岸には供養料と墓地清掃料を納めます。僕は面倒でいつも現金書留で送ってしまいます。花とかは親戚がやってくれるし。だって墓って祖先の骨が埋まっているだけで、あるとして霊魂はどこか別のところにいるわけでしょ?不謹慎かなー。親鸞閉眼せば加茂川に入れて魚に食わすべし、が思い出されます。仏教って死人の供養の教えではないでしょう、やはり不謹慎か

投稿: oki | 2009/08/15 23:39

okiさん

お盆で墓参りというと、やはり、どこぞのお寺へ行って境内の中の墓地の墓でお参りってのが形なのかな。

我が家の場合は昔なら、野晒しの墓地。
参る人がそれぞれ自分の家の墓を守らないと、寂れるし忘れ去られる。

お墓参りは、先祖への供養の意味もあるけど、生きている者同士の絆を深める機会でもある…というか、むしろ、お盆などを口実に交流の機会を持つもののようです。
そうでもないと、親戚であってもなかなか逢えないし。
個人的には、面倒だなってのが先に立つ。
だって、祖父母らとの面識はほとんど(あるいは全く)ないんです。

投稿: やいっち | 2009/08/16 09:43

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