自作のゴーヤを初めて食す
それが、昨日の昼前、過日、何本かゴーヤをあげた親戚筋の方が、ゴーヤチャンプルーを調理して、事のついでだからと持ってきてくれたのだ。
(喰うのに忙しく、撮影するのを忘れた。)
しかも、お昼の食事の分ということで、カレーも。
カレーはお昼に父母と三人で美味しく戴いた。
辛い(苦い)ものに弱い父の口に合うよう、甘めのカレー。
なので、物足りない小生は醤油をササッと注いで、少しだけ味付けして食べたのだが、父母まで真似をして醤油を注いで食べるのが可笑しい。
ということで、夕食は、ゴーヤチャンプルーがオカズ。
豚肉や卵などがタップリ入っていて、甘めに調理してある。
← 緑のカーテン(緑のスダレ)の全体像。壮観。…画面の左上にちょっと注目。
意外なことに、というか、小生が誤解していたのだが、母は難なく平らげた。
このところ、母は好き嫌いがハッキリして、嫌いなものが出ると、ちょっと口にして、お腹が一杯だから入らない、なんて言って、箸をおく。
その母が平らげたのだから、美味しかったに違いない。
ゴーヤがちゃんと苦瓜の味というか、ちょっぴり苦めの味があって、ちゃんとしたゴーヤの実だったってことに、今更ながら、感激してしまった。
父はやっぱり、ゴーヤの苦味が口に合わないようで、豚肉などを食べて、ゴーヤはほとんど残した。
やはり、調理しても、父は拒否するってことのようだ。
当分、小生が調理することはないだろう。
ゴーヤチャンプルーはたっぷりあったので、夕食では食べきれず、一人前分、余った。
その分は、夜食に取り置いた。
真夜中過ぎに始まるバイトのための腹ごしらえということで、必ず、お握りかパンかご飯を食べるのだが(そうしないと、肉体労働なので腹が空いて動けない)、当夜は、ご飯のオカズにゴーヤチャンプルーという豪華な食事となったわけである。
普段は、ご飯にはオカズなど付かず、せいぜい、タクアンかナスの漬物を添えるだけ。
あとは、スポーツドリンクを飲み干して、喉の渇きを予防する。
→ ゴーヤは、成長の勢い余って、屋根裏にまで達している。しかも、画面を拡大すると分かると思うが、屋根裏へと伸びたツルの途中にゴーヤの実が生っている。
ゴーヤ。
窓外のゴーヤには、まだ、目に付くものだけでも、十個以上、生っている。
緑のカーテン(緑のスダレ)になってくれたらと5株のゴーヤを育てただけなのに、こんなに実が生るなんて、びっくりで、嬉しい悲鳴である。
というのも、親戚筋のものに多めに分け与えているのだが、どちらかというと、有り難迷惑という風なのである。
ゴーヤチャンプルにすると、食べられるが、ホントに好きっていう人は少ないようだ。
ただ、中には沖縄系の方もいるので、喜んで食べてくれているようだし、まあ、なんだろうが、分け与えるしかない。
ところで、この頃はそのゴーヤを圧倒する勢いでヘチマが育っている。葉っぱが大きいので遠目にも目立つが、間近で見ると迫力である。
ヘチマも実が生るはずで、いつ頃のことか分からないが、今から楽しみである。
窓外の、水はけの良すぎる、普通の植物は育ちにくい(雑草は何故か生える)、そんな環境で、水だけは絶やさないようにしているだけなのに、ゴーヤやヘチマや朝顔や他のツル性植物(ウレキテス)の生命力や成長する勢いには驚かされるばかりである。
その生命力のほんの一端をでも、我が家に分け与えて欲しいものである。
(09/08/21 作)
← オマケ画像。これは、今日の「クレオメ(西洋風蝶草)」。曇天そして雨の一日で、クレオメもホッと一息?
嬉しいことは重なるもので、この日記を書いたのは昼過ぎなのだが、午後になって、親戚の者が家族でやってきて、カボチャや菜っ葉類を冷凍して、あるいは何本ものキュウリを持ってきてくれた。
無論、その家の畑で収穫したもの。
さらに、夕方になって、別の親戚筋の方が、父の好きな梅干と、これまたゴーヤチャンプルーを作って持ってきてくれた。
早速、ゴーヤチャンプルーは、夕食のオカズというより、無駄口にということで、食した。美味しかった。
自作のゴーヤの実を食するってのは、やはり違う。
これで、調理も自分だったら、言うことなしなのだろうが。
(二度目に食したゴーヤチャンプルーを見て、ゴーヤは勿論だが、豚肉や卵に加え、絹ごしの豆腐も入っていることに気づいた。)
(09/08/21 追記)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 何十年ぶりにマフラーの登場(2024.12.11)
- 柴ストーブを脇目に数学エッセイを堪能する(2024.12.10)
- 俳優の中山美穂さん死亡(2024.12.09)
- しらすとちりめんじゃこの違い(2024.12.06)
- ハン・ガン著『菜食主義者』を読んだ(2024.12.05)
「駄洒落・戯文・駄文」カテゴリの記事
- 柳 宗悦著『民藝四十年』に学ぶこと多し(2024.11.11)
- 生け垣の補修はしたものの(2024.10.01)
- 「昼行燈2」を夜になって書いた(2023.09.16)
- 新しいスマホで野鳥を撮る(2023.09.14)
- 光は闇を深くする(2023.09.10)
「富山散歩」カテゴリの記事
- 水鳥たちはいずこへ?(2024.10.22)
- ハチの巣騒動(2024.06.02)
- 滝平二郎のカレンダーいまだに(2024.05.05)
- 『復刻版 越中安政大地震見聞録』を再読した(2024.03.05)
- 謎のブレーカー部分的ダウン(2024.02.13)
「写真日記」カテゴリの記事
- 何十年ぶりにマフラーの登場(2024.12.11)
- 柴ストーブを脇目に数学エッセイを堪能する(2024.12.10)
- 俳優の中山美穂さん死亡(2024.12.09)
- しらすとちりめんじゃこの違い(2024.12.06)
- ハン・ガン著『菜食主義者』を読んだ(2024.12.05)
コメント
なにか希望通りとは云え凄い茂り様になって来ましたね。これで実を食べ続けると、腹の中からも枝が出て来るのではないですか?マグマ大使のゴア様のように顔一面緑色になって。
沖縄の浜辺の家のようになって先ずは結構でした。
投稿: pfaelzerwein | 2009/08/22 03:39
緑の食べられるカーテンって良いですよね。私もゴーヤは嫌いだから、キュウリとか、ナタマメを推薦したんですよ。ゴーヤほどでもないでしょうが、キュウリやナタマメも恐ろしい勢いで伸びますから。いくつか混ぜて、窓を開けたら夕食のおかずが手に入るというのは理想的ですね。(^o^) 窓の下の土がだいぶ良くなっているようですので、来年、実験してみてください。
投稿: さなえ | 2009/08/22 05:03
pfaelzerweinさん
緑のカーテン、期待を遥かに超える出来具合です。
こんなに見事に育つとは思ってもみなかった。
御陰で部屋の中は、快晴の日でも薄暗いのですが、まあ、幾分なりとも涼をもらっているということで、よしとします。
投稿: やいっち | 2009/08/22 12:52
さなえさん
今年は畑には植えなかったのですが、例年だとキュウリは勿論、今年は3株だけだったナスももっと植えているし(その3株のナスも収穫がなかなかのもの!)、タマネギ、ジャガイモなども植えるはず。
小生の怠慢で、今年は畑にはナスだけ。
今、ゴーヤ以上に勢いを増しているのがヘチマ!
秋にはヘチマも収穫が期待できそう。
今日もせっせと畑の草むしりをしてきました。
来年こそは、あるいは今年の後半こそは、少しは畑らしい畑にしたいものです。
投稿: やいっち | 2009/08/22 12:56
ゴーヤの生命力に魅了されて、野菜炒めなどには必ず入れています。
苦味は、実の中の白いワタにあるそうで、種と一緒にその部分をスプーンで多目にこそげ取り、実の部分は切った後、暫く水に放しておくと苦味は少ない、ということですよ。
投稿: 通りすがりのネコ | 2009/08/22 22:04
通りすがりのネコさん
「苦味は、実の中の白いワタにあるそうで、種と一緒にその部分をスプーンで多目にこそげ取り、実の部分は切った後、暫く水に放しておくと苦味は少ない」は、今度、調理してくれるだろう親戚筋のものに、ゴーヤを渡す際に伝えたいと思います。
アドバイス、ありがとう!
投稿: やいっち | 2009/08/23 09:38