世界は広く深い
『テンペスト(The Tempest)』に引き続き、小田島 雄志訳にてシェイクスピア著『リチャード三世(King Richard III)』(白水Uブックス)を読んだ。
→ 過日、夜中に録画しておいた、NHKの番組「与謝蕪村 響き合う絵と詩|日曜美術館」を見た。「鳶鴉図」や「『己が身の』自画賛」をじっくり鑑賞できたし、「夜色楼台図」に三好達治の有名な詩を被せたり、なかなか味わい深い番組だった。感想めいたことを書きたかったが、機会を逸してしまった。シェイクスピアといい、与謝蕪村といい、世界は広く深いなー。
「リチャード三世 (シェイクスピア) - Wikipedia」によると、「『リチャード三世』は、イギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の史劇。正式なタイトルは『リチャード三世の悲劇』」で、「リチャード三世は狡猾、残忍、豪胆な詭弁家であり、「彼の野望の犠牲となり親を失った子、夫を亡くした妻、子供に先立たれた親の嘆きから、不幸の底にある者でさえ他人の不幸がわからない密やかなエゴイズムが劇中に映し出されていく」というもの。
今以て人気のある作品で、日本でもしばしば演目として採り上げられる。
ドラマに仕立てやすいし、解釈や演じ方に演出家や役者の裁量の余地が大きいのだろう。
ドラマとしても面白くなりやすいだろうし、何と言っても主人公が極めて個性的だ(ある意味、この作品は、小生には、主人公に尽きるとも思える)。
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