春かしら夏かしら
← 久しぶりに図書館へ。その帰り、例によって鳥たちの日光浴スポットを橋の上から眺めてみた。まだ夏なのだが、容赦のない直射日光というより、なんとなく麗かな日和といった風で、鳥たちもまったり。
自転車を駆り、図書館(本館)へ。
希望的観測も含め、本を読む時間も徐々に少しは作れるだろうと、今日は期限の来た本を返却するだけじゃなく、3冊、借りてきた。
一ヶ月ぶりにCDも一枚、借りてきた。
CDはこのところ借りることができなかったので、所有している数枚のテープやCDを繰り返し繰り返し聴いていたのだ。
やっと、違う楽曲を聴くことができる。
今日は、何度か借りたことがあるのだが、加藤登紀子さんのヒット曲集。
何故か、彼女の歌には惹かれる。姉御って感じ?
→ 駅前の大きな円柱の広告塔。上下二枚、同じポスターが掲示してある。「富山市民プラザ」にて開催される、「TOYAMA CITY POP WAVE 2009」のポスターのようだ。
本は考古学の本や日本の歴史の本、そして、それこそ久しぶりに吉本隆明の本を借りてきた。
借りたのは、『源実朝』(ちくま文庫)である。
気のせいなのか、このところ、「源実朝」の名を新聞などで目にする機会が重なる。
図書館の文庫本のコーナーを物色していて、「源実朝」という題名に目が奪われ、その著者が吉本隆明…。
ということで、題名(題材)に惹かれ、著者に納得しての選択なのである。
源実朝は、知られるように、鎌倉幕府の第三代征夷大将軍だが、暗殺されてしまった。
← せっかくなので、「TOYAMA CITY POP WAVE 2009」のポスター(の元の絵)をちゃんと示しておく。
あるいは、前夜に見た、クレオパトラの番組(「NHK エジプト発掘 第3集 クレオパトラ 妹の墓が語る悲劇」)で、クレオパトラの妹アルシノエの墓がトルコ(エフェソス)で見つかった、その妹は、姉クレオパトラとの権力闘争に負け、エジプトから遠いトルコの地へ追いやられ、やがてクレオパトラに唆されたローマの実力者アントニーによって17歳くらいの年齢で(恐らくは)毒殺される、なんて話を見たから、どこか若くして悲劇の死を迎えた…という連想も作用していたのか。
…なんて、読む暇があるかどうか、分からないのだが、読めなくても、何かしら本は傍に置いておきたいのである。
(09/08/17 作)
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コメント
確かにサルスベリの花って涼しげですよねぇ。。。。。。と一枚目の写真を見て思わず頷いてしまいました(笑)
ご自宅のこと、お仕事のこと、慌しい日々を過ごしているようですね。
特に仕事は、変わったばかりでまだ間もないようで。。。。。。。昔、うちの父が言っていました。
「3日、3週間、3年」
何かというと、ふっと気が抜けて、ミスが多発するのが仕事を始めて3日目と、3週間目、それから3年目だそうです。
お陰で私は、3日目と3週間目、それから3年目はやたらびくびくしていましたよ(笑)
投稿: RKROOM | 2009/08/18 23:10
RKROOMさん
冒頭の花、百日紅 (さるすべり)なんですね。
恥ずかしいので、名前を知らなかったってことは、秘密です:
http://www.hana300.com/sarusu.html
但し、百日紅 (さるすべり)という名称だけは知っていたのですが、この表記と読み方のギャップが面白いですね。
いつか、その理由など、調べてみたい。
仕事…。最初の十日間は大変でした。
この六日間はノーミス(多分、今日も)。
急がず慌てず、走ったりもせず、丁寧に仕事してます。
慌てる年でもないですし。
ホント、油断すると、つい、調子に乗って、余計なことを考えてしまう。
初心、忘るべからず、ですね。
投稿: やいっち | 2009/08/19 09:44