風強し窓を叩きしゴーヤの葉
マイケル・モ-ガン 著の『アナログ・ブレイン―脳は世界をどう表象するか?』(鈴木 光太郎【訳】 新曜社)を読んだ。
脳死と臓器移植の問題と絡めて、雑文も綴った。
「2006/11/25 出版」の本なのだが、この手の本には眼がない小生、あるいは刊行当時、既に読んでいたかもとチラッと心配。
→ 我が部屋から磨りガラス越しに外を撮ってみる。というか、磨りガラスを撮ってみただけなのだが、ぼんやり緑色の影が。そう、ゴーヤである。5株のうちの2株が窓にまで達していて、昨日や今日のように風が強いと、ゴーヤの葉っぱが窓を叩いたりする。
図書館で同じ書架で何度も目にしているが、読んだかなー、どうだったけなーと迷いつつ、躊躇っているうちに半年が過ぎてしまった。
ちょうど、予約している本も途切れていたので、いまがチャンスと借り出したのだ。
別に再読となったって、一向に問題はないわけだし。
← クチナシの木の花は、もうすべてすっかり萎んでしまったが、すぐ隣りの木の木の葉に花(?)のようなものが芽吹いている。葉っぱは雨に降られて、表面の光沢を一層、磨かれている。
この頃、記憶力が一段と低下しているみたいで、僅か数年前に読んだ本でも、読みたいと読んだとの思いが錯綜して、とりあえず手に取って数頁でも読んでみないと分からなかったりする。
→ 裏庭の片隅に雑草が生え始めた。毟るかどうするか迷っていて、とりあえず様子を見守ることに。すると、立派に成長して、茎の先の芽もいよいよ開花しそう。植物って、天日に強いというけれど、雨も似合う。本当はやはり雨が好きなんだろう…か。
本書に付いての情報をネットで摂取してみて、関連する日記が浮上。ようやく、本書を既に刊行当時、読んでいたことが判明。
案の定だ。
こうまでしないと分からないなんて、情けないモノである。
(09/07/01 作)
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