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2009/07/17

キューポラの煙棚引く町ならん

 図書館へ行くと、書架を見て回る。
 最寄の図書館は、商業ビルの一角にテナントの一つとしてある。
 立地条件からしてやむをえないのだろうが、ビジネス向け中心の蔵書となっている。

 富山では比較的新しいこともあり、蔵書自体、他の既存の図書館に比べると、やや寂しい。

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→ ほとんど何も植えていない畑。その隅っこにひっそりと咲いている。花に限らず植物は雨が似合う。陽光を欲しつつも、雨が降ると、渇いた体が癒されるように感じるのだろうか。

 その図書館内の蔵書(書架)を一通り見て回っても、一時間も要らない。
 せいぜい、週に一度程度も行くわけではないが、段々、本の背の題名などが馴染みなってくる。
 あれ、こんな本があったのといった、発見の喜びといった体験はあまりない。
 AV(CD)など視聴覚コーナーもない。

 新しいだけあって、綺麗だし、書架の棚も低いので、広くもない館内を見渡しやすい。
 PCコーナーなどもあるし。

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← 我が家の花の咲く植物達は、ほとんどが内庭などの片隅にある。父母は外は出歩かないし、近所の人が見てくれるかどうか分からない。小生一人が眺めるだけの花。それでも、嬉しいと思ってくれるだろうか。

 残念だが立地条件も含め、利便性で選んでいる図書館というべきだろう。

 書架の棚が低いのは、本を抜き出して、棚の上に置き、立ったままで試しに読めるという目的(狙い)もあるのだろう(か)。
 あるいは、将来、蔵書が増えたら、書棚の段を一段(か二段)増やしていく、そんな余地を残してあるのかもしれない。

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→ 夕食の後片付けをしていたら、窓の外が茜色。夕焼け? ああ、沈む夕日を見るには間に合わない。自転車を駆って、せめて夕景だけでも。と思ったら、せっかくの夕景の空に煙が。今時、「キューポラのある街」じゃあるまいし、煙が棚引いても、ただ煙たいだけ。工場の方は、煙を出していることが恥ずかしくないのだろうか? それとも、不景気な世の中だし、繁栄の象徴?

 そんな図書館だから(当然、自分の好みのジャンルも限られていることだし)、何度も目にする本がある。
 目にするだけじゃなく、気になる。
 でも、今ひとつ、借りるには躊躇いがある。

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