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2009/06/30

雨降りや傘の雫も届かざる

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→ 今朝、いつものように表の通りに面した花壇のツル植物達に水遣りに行ったら、見慣れない花が。朝顔? 咲きかけ? 開花は嬉しいけど、ツルのほうこそ、すくすく育って大きくなってほしい。ちなみに、この朝顔の花は、夕方も健在だった。

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← このブルーベリーたちも、なかなか伸びない。まさかこれでめ一杯? ブルーベリーの青い実が今朝までは数個、生っていたのが、夕方、雨の中、見てきたら、一粒しか残っていなかった。小鳥にでも食べられたのだろうか?


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→ このゴーヤたちだけは、元気に育っている。一本のゴーヤなど、ネットの上を突き抜けていて、ツルの天辺は、この先、もう軒の裏にでも張り付くしかない? って小生に伺っているみたいなのである。

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← ゴーヤの花(雄花?)は、相変わらず、朝には数個の花を咲かせているのだが、夕方に様子を見に行くと、やはり一つも残っていなくて、こんな蕾(?)が一つ、ポツンと。

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→ 午後の三時か四時頃から雨になった。久しぶりの本格的な雨。夕方の水遣りの任も、久しぶりに必要なし。南天の木だろうか。待望の雨に、葉っぱの緑が生き生きしている。そういえば、水をやるといっても、樹木の上から撒くのではなく、あくまで土壌に注ぐ。なので、葉っぱが濡れる光景は、雨の日にしか見られないのである。とはいっても、奥のほうの葉っぱは、なかなか濡れない。傘をグルグル回して、降る雨を弾き飛ばして雫の一滴でもプレゼントしようとしたのだが…。

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← 雨の中、サンダル履いて、ビニール傘差して、庭を散策。そのあと、このもとは臼だった水受けを眺めていた。雨樋から垂れ落ちる雨粒だけが心の話し相手。雨の音だけが心に響く。


                                 (09/06/29 作)

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