日除け作戦も最終段階?
目隠しを兼ねた日除け作戦が続いている。
過日、鉢植えしたツル性植物達については、日当たり良好な場所を提供したので、今はスクスク育ってくれることを待つばかりである。
無事、成人(?)となった暁には、我が裏庭にて日除けの役目を果たしてもらう。
いつ頃に適当な大きさに育つのか。やはり、梅雨明けなのか。
→ 園芸ショップ。華やか…なのは当たり前だが、目移りする。
既に書いたように、今まで買った物は、裏庭に植え替える予定のもの。
裏庭は我が部屋の西側、つまり主に西日の当たる方角に置いていくつもり。
しかし、我が部屋は南にも向いている。車の通りに接している。真夏になると、日中の陽光が夕方まで我が部屋の南側の壁、そして窓を炙り続けるわけである。
舗装された道路からの照り返しもある。
また、我が部屋と道路を挟んだ向かい側が、一昨年(?)までは砂利混じりの更地だったのが、マンションそして駐車場と化し、一層、暑苦しさを増した。
そこで、南面にて働いてもらうツル性植物が必要だった。いろいろアドバイスも貰っている。
一方、こんな作業をしていると、普段なら見過ごすちょっとしたニュースも気になる。
「北國・富山新聞ホームページ - 富山のニュース 「緑のカーテン」に 滑川の園児がゴーヤなどの苗植栽」(5月14日)とか、「富山新聞ホームページ - ホッとニュース ゴーヤを緑のカーテンに 魚津・本江小児童が苗植える」(5月26日)と、テレビでも新聞でも、あるいは何かの広告でも、関連する記事や話題に目や耳が向く。
単純で素直な小生のこと、偶然なのか、ゴーヤの話題ばかりがインプットされたものだから(だろうか)、今日、そのゴーヤの苗を買いに行った。
園児や児童たちが苗を植えたと聞くと、なんだかせかされているような気になり、焦ってしまう。
もし、児童達が成功して、小生が失敗したら、面目丸つぶれだな…なんて思いもなんのその、ネットで園芸店を調べ、天気も快晴だし、自転車を駆って、一路、園芸店へ。
しかし、これは偶然というか、まぐれ当たりのようなものだが、ネットで調べた店の場所の地図をアバウトで覚えて馳せ参じようとしたのだが、その道すがら、何年か前、親戚筋のものと一緒に行ったことのある園芸店の前を通りかかった。
実は、その店にこそ行きたかった。
が、店の名前は忘れている(最初から覚えようとはしなかった。まだ関心もなかったし)。
なんとなく、その方面だったが、ネットでは全然、浮上しない。
富山市内の十数か所の店は出てくるのに、どうしてこんな大きな店が検索に懸からないのか、不思議だ。
← 部屋の窓の前に竹竿を両端の支柱にして、ネットを張る。竹竿、もう、腐りかけているが、大丈夫か?
とにかく、ネットで見つけた店の途上に、本来、行きたいと思っていた店があったのだから、結果オーライである。
しかも、その店は、結構、普段、通っているスーパーに隣接している。
スーパーの店頭にミニショップ(アンテナショップ?)を出しているが、本店はスーパーの駐車場と隣接している。
その立地、そして店の構えを見て、ああ、ここだったけなー、と思い出す小生。
さすがに、園芸専門店だけあって、華やかである。目移りする。
自転車でなかったら、あれこれ予定外の花なども買ってしまったかもしれない。
しかし、自転車なのだ。
しかも、荷台がない!
前に小さめの籠が一つあるだけ。
どうあっても、目当てのものしか買えない、買わないというわけである。
店の色とりどりの植物達には目も呉れず…呉れないようにしつつ、店員を探す。
通りかかった店員さんに、ゴーヤの苗、ありませんか、と訊く。
ゴーヤの苗の並ぶ前で、これこれこういうわけで…と話して、育てやすいネットに絡ませて育つツル植物を推薦してもらう。
やっぱり、出て来た名前は朝顔だった。
→ 苗が小さい。ネットの一番、下にさえ、いつか届くのか心配。
ゴーヤの苗と朝顔の苗をそれぞれ5株(鉢)ずつ、購入し、ダンボールの箱に詰めてもらい、ツルを絡ませるネットと併せて自転車の籠の上に置いて、片手で押さえつつ、家路に付く。
道路の舗道は、段差もあるし、凸凹しているし、脇からの車の出入りもあって、なかなかスリルがある。
急いで帰宅、とりあえず、玄関脇において、昼ごはんのための買物へ、再度、自転車で。
午後、食事もそこそこに、帽子を被り、手拭いを首に巻き、ゴム手袋をはめ、ゴム長靴を履き、長袖のシャツを羽織り、いざ、作業。
その前に、ネットをしかるべく形にするのが面倒だった。
ナイロンの網が絡み合うし、うまく紐を通したり、棹につないだり、棹だって、南面の出窓の庇から地面までの長さに合うようにノコギリで切ったりと、下準備が大変である。
また、出窓の下は、雑草が生えているし、クワで土を耕したり、培養土を入れたり、やることがたくさんある。
本来なら、そうした下準備に一日を掛けてもいいくらいのものなのだ。
しかし、せっかちな小生、一日で全てを終えてしまいたいのだ。
土を掘り起こしたところで、苗を植えていく。
縁側の下は、実は植物の生育には結構、過酷なコンディションである。
なぜか雨があまり掛からない。
風が吹かないと、雨はその帯状の区画(幅数十センチ、長さ十メートルほど)を避けて降る。
なので、土が乾いている。
土が半分は砂のようになっている。
普通なら雑草が生い茂るはずが、その<花壇>もどきの場所だけは、雑草さえ、生えるのは遠慮がちなのである。
水分に関して、死角になっている。
そこにゴーヤや朝顔の苗を植えるのである。
← 今年は我が家のツツジが次々に咲く。よほど小生の丹精込めた手入れがよかったのかと思いきや、違った。昨年は、帰郷して間もなくて、雑草を片っ端から(意図的に植えてある花も含め)刈り取っていったが、ツツジも、数年、手入れしてなくて、歪に伸びていたので、出っ張った枝葉をバッサバッサと切っていった。その時期が悪かった。四月頃! つまり、開花の直前に、芽となって育っていた葉も含めて切り落としていたのだ。今年は、まだ、それほど延びていないので、秋にでも剪定しようかなと思っていて、ほとんど切らなかった。だから、ツツジが咲いてくれたのだ。危なかった。
考えてみたら、かわいそうな話だ。
一か八か?
まあ、小生は夕方、水をやるのが習慣になっている。
それに、もうすぐ梅雨である。
風が吹かないと雨にさえ素通りされる帯状の花壇だが、毎日、執拗に漏斗で水を撒いてやれば、土にも、培養土を入れるし、苗たちもきっと育ってくれるだろう。
…それにしても、行き当たりバッタリの庭(畑)仕事じゃ、ダメだなと痛感。やっぱり、基礎だけでも勉強しないとって思う…。
とにかく、日除け作戦も最終段階と、希望的観測ながら、思いたい!
(09/05/26 作)
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